夜中に降った小雨で葉や実がまだ濡れていたのと、
風が強かったのとで、
今日29日スタートとなりました。
園地内には、目に見えるものだけでも沢山の生きものが居ます。
摘果作業中や休憩中などに見かけます。
そうすると、殺虫剤を散布するのを躊躇っちゃいます。
確かに最近の殺虫剤は、
その毒性で何でもかんでも殺すというのではなく、
その作用から、
ターゲットとした虫(少なくとも虫のなかでも同類のもの)
を中心に効果がある(他の虫には効果が少ない)ように
出来ています。
でもやっぱり、躊躇いますね。
最近目にした生きもの達です。
きれいな緑色したカエル君。

今年はトンボの出現が早かったです。

野草の蕾に必至に(いや、上手に)掴まってる様がかわいいです。
正面から見ると、

ついでに、朝露とトンボ

毎日蝉の大合唱です。
摘果の為に樹の下に入ると、蝉が驚いて飛び出すので、
こっちがビックリしてしまいます。
蝉の写真は撮れてないので、脱け殻を

今年は、名前は知らないけれど、コイツが多いように感じられます。

カミキリムシ類を2枚


カミキリムシは、古木に穴を空けて卵を産むので、
人間からみると「害虫」になります。
邪魔者は完全に消せ!
となると生態系が崩れます。
「不要な生き物はいない」と考えたいですね。
人間も虫も草も。
でも、最低限の安定した収穫が無いと今の私には
りんご農家を続ける力がないので、
回数も濃度も低くして農薬をかけさせてもらいます。
ごめんなさい。
昨日、北陸と東北が梅雨明けしたようです。
今日は、早朝から昼過ぎ迄散布して、
合羽の下の服が搾れる程にビショビショなのはもちろん、
長靴の中も汗で水浸し。
作業後に長靴を逆さにすると、
250〜300ccくらい汗がジャーッと。
明日は更に暑くなって31度超の予報。
(大抵こういう場合、予報を上回ることが多い)
明るくなると同時に作業するつもりで、早く出かけないと。
もう寝ます。