2015年02月18日

千葉県神崎町へ

11日、千葉県神崎町に行ってきました。
2012年から昨年まで3年連続で援農に来てくださっている
Eさんを訪ねて。

Eさんは、私の友人のお母様Hさんの親友で、
Hさんに誘われて12年にいらして以来3年連続で来ていただいてます。

Eさん宅の「E農園」には様々な果樹が植えられていて、
りんごの樹も2本有ります!
最初お会いした時に聞いて「行ってみよう」と思ってたことが
やっと実現しました。

「E農園」にある りんごの樹は、5歳と2歳。
実は私はまだこれくらいの苗木若木の剪定には自信が無くて…。
自分の園でもまだ試行錯誤の段階で、まして他人の樹となると難しい。

とはいえ、折角来たので、
明らかに切った方が良いと思われる範囲で剪定させていただきました。

さて、神崎町には、実は酒蔵「寺田本家」があります。
私が好きな酒蔵(沢山ありますが 笑)の一つです。

初めての年、私の日本酒好きをHさんから聞いたEさんは、
「地元のお酒です」と寺田本家の代表銘柄「五人娘」を
お土産に持って来てくださいました。

「お土産」の文字通り、まさしく「土地の産物」です。
水、米(地元以外でもせいぜい茨城止まり)、酵母、お世話をする人、
が地元です。
(水は敷地内の井戸から、酵母は蔵の中に住み着いている自家酵母)

しかも私の好きな蔵の好きな銘柄。
戴いた私も持って来たEさんもビックリ、感動でした。

今回もEさんは、寺田本家のお知り合いの方に問い合わせて下さっていて、
おかげで、祝日で人手が無いのに24代目当主に蔵の中を説明していただきました。

後述「生酛(きもと)づくり」による「酒母(しゅぼ)づくり」の作業中に唄う
「酛摺り唄(もとすりうた)」まで唄っていただいたり(素晴らしい声!)、
「もろみタンク」が並ぶ中で、仕込み後2日目、7日目、約30日目の各タンクを
味見させていただいたり(運転は下戸のEさんだから大丈夫 笑)。

見学の後、敷地内にある井戸と観音様を撮らせていただきました。

先ず井戸。
15.02.18-2.jpg










日本酒、そして日本食には水が命です。
良質の水無しには日本食も日本酒も出来ません。
(例えば、最近は日本酒も海外現地生産されていますが、
何処も鉄分の含有量が多いので鉄分除去装置を設置しているそうです)

そして観音様
15.02.18-1.jpg













千葉県印西市に住む妹も(酒は吞まないのに)寺田本家のことは知っていて、
しかもこの観音様が好きだと言ってました。
妹が好きな観音様にやっと会えました。

神社仏閣が好きな私ですが、
神社やお寺にお参りしたりお地蔵さんを拝む時、
お願い事はしません。

此処に参ることができました、ありがとうございます
と心の中で言うだけにしてます。
あとは、「その場」に包んでもらえるよう心を鎮めます。
滝場や山の中でも同じです。

話を戻して、寺田本家では、
全量純米酒(醸造アルコールを添加せず、米と水と麹のみでつくった酒)です。
それは知っていましたが、しかも全量「生酛づくり」だと初めて知りました。

「生酛づくり」については、寺田本家サイト内「お酒造り」と、泉橋酒造さんの説明が判り易いので読んでみてください。

「生酛系」では、空中から様々な微生物(以下雑菌)が入って来てしまいますが、
それらは共生しながら淘汰されていって最終的に乳酸菌が勝ち残り、
その乳酸菌もアルコールで死滅してお酒(アルコール)になります。

この過程で雑菌の生成物や各種アミノ酸等様々なものが混ざり合って、
複雑で深みのある香味になります。

微生物(菌)の共生!
これは、以前このブログ内でも書いたように、農業にもリンクします。
農作業のことを全く知らずに「自分ならこうする」と思った着想の原点の一つです。

菌どうし、虫どうしの共生(生態系バランス)が整っていれば、
どれかが突出して大きな被害を及ぼすことが無くなるはず。
そんな「園地全体が生きている」園地をつくりたい。
これが就農した動機の一つです。

この日の夜は、新体道創始者青木宏之先生と近藤等則氏とのライブへ。
新体道は、私の就農はもちろん人生にとって大きな存在です。

6回目のりんご栽培をスタートする心の準備ができた約2週間の旅でした。
posted by ナッツ at 23:14| Comment(0) | TrackBack(0) | その他雑感
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