2015年03月07日

映画「日本と原発」

昨夜、
映画『日本と原発』を観てきました。

この映画は、弁護士河合弘之と盟友弁護士海渡雄一、訴訟を共に闘う木村結の3人が、
多くの関係者有識者にインタビュー取材を行い、現地での情報収集や報道資料等を基に、
事故に巻き込まれた人々の苦しみ、原発事故を引き起こした背景、
改善されない規制基準、エネルギー政策のウソと真実を追求した
ドキュメンタリー映画である。        (公式HP内「ストーリー」より抜粋)

これまで多くの原発関連の(ドキュメンタリー)映画を観てきましたが、
これは素晴らしいです。

被災地の方々の心情が伝わってくるのは勿論、
原発に関わる政治・社会・経済・技術等々の論点が判り易く説明されています。

脱原発を主張する人たちがつくった映画ですが、
極めて中立的に「事実」を「そのままに」伝えています。
テレビや大手新聞では伝わってこない「事実」があります。

2時間15分の長編ですが、時間を忘れて観入ってました。

事故から丸4年経とうとしているのに、
被災者の生活立て直しは殆ど進んでないに等しいです。
それどころか政府産業界は再稼働、さらには原発輸出に邁進しています。

同じ国の国民として改めて被災者の方々のことを考え、
原発について、これからのエネルギーについて考える必要があります。

そして今年は統一地方選挙の年です。
エネルギー政策は国の問題ではありますが、
原発に関しては立地自治体の同意が必要とされています。

下北半島=原子力半島を抱える青森県でも
知事選、県議選をはじめ沢山の選挙があります。

エネルギー政策に限らずデタラメな安倍政権、
其れを正せない無力な国会(野党)。
地方から変えなければ国は変わらないようです。

上映日程はHPで見られます。
各会場1〜2回の上映ですが全国沢山の地域・会場で上映されます。

観に行けない方も、HPには貴重な情報が満載です。
こちらを是非観ていただきたいです。

最後に、
大飯原発差し止め訴訟での判決文抜粋をご紹介します。
運転差し止めを命じた結論はもちろんですが、
この判決理由がすばらしい。
「裁判官の人間としての良心」が感じられるし、判決文には珍しく判り易い。

大飯原発差し止め訴訟判決要旨(福井新聞WEBサイトより)

是非ご一読、いや熟読してみてください。

電力会社や政府は福島事故後でもこんなに認識が甘い、
地震国日本では「地震」は他の原発にも起こり得る、
そう言う意味でこの判決理由はどの原発にもあてはまります。
posted by ナッツ at 06:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 原子力
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