2015年03月10日

東京大空襲

70年という節目の年であるため、
「東京大空襲から70年」という言葉(見出し)が
新聞やネット上に多く見られます。

その殆どは、その悲惨さを証言を交えながら紹介するだけで、
アメリカのしたことは空襲としては史上最大の大虐殺であった、
国際法違反であった、
といった「主張」的なものが少ないです。

一日で10万人以上が亡くなったから
東京大空襲と言えば1945年3月10日を指しているだけで、
東京だけで106回もの空襲を受けているし、
大阪や名古屋をはじめ地方都市でも同様に空襲を受けています。

一番問題とすべきは、
それらが最初から民間人を狙ったものであることです。

住宅密集地に焼夷弾を投下して火災を起こさせ
住宅と工場も一緒に焼き尽くすのが最適の爆撃方法だとの戦略の下で、
人口密度、輸送機関と工場の配置などから爆撃都市や爆撃地域を選定しています。
(文書で残っています)

民間家屋を狙った証拠に、畳まで調達して日本家屋を再現した実験場をつくり、
大規模な延焼実験を行なっています。

実際には、先ず都市周辺を爆撃して退路を断ってから
住宅地、工場、鉄道みさかいなく焼夷弾の雨を降らせています。

まだ就農する前に偶々観た
「明日への遺言」
という映画で初めて、
アメリカの空襲が戦時下とはいえどんなに残酷で卑怯なものだったのかを知り、
何冊か本を読んだりもしました。

それまでは、東京大空襲という言葉は知っていても具体的に知らなかったし、
東京以外の約20都市でも民間人をも狙った空襲が計画的に行なわれていたことを
初めて知りました。

ミサイル技術が進んだ現代は、湾岸戦争、イラク戦争、そして今現在ISで
空爆(兵士を派兵せずに遠隔地からミサイルで攻撃)
を行なってますね。

いろいろ理屈を捏ねてますが、
多数の民間人犠牲者がでるのを承知でやってます。

しかも、戦争やテロの原因をつくったのは自分達。

そしてアメリカは、1776年の建国以来239年間で、
戦争をしていない年は僅かに20年余りという国です。

アメリカという国は、それを操ってるのは誰かは別として、
そういう国です。
(そういう人達に翻弄されてきた国と言えます)

安倍首相は、
積極的平和主義なんて訳判らない言葉を造って
そういう国にくっ付いて戦争に加担しようとし、
せっかくテロが無い国なのにテロの標的になろうとしてます。

大空襲の被害を嘆くなら、
どんなことがあっても戦争は起さない、加担しない、
ということを誓うべきでしょう。

明日11日で東日本大震災から丸4年。
それに関する記事や番組も多くみられます。
こういう時だけお涙ちょうだいの記事番組を流すのは止めて欲しいです。

という気持で書き出したせいで力が入ってしまい、
ついつい長くなってしまいました。

なお、上記「明日への遺言」にご興味ある方。
DVD持ってますのでお貸しします笑。
主演は大好きな藤田まこと、音楽は加古隆です。

大空襲の話題で紹介した映画ですが、
戦争というものについて考えさせられると共に、
日本人であることに誇りを感じられる映画です。

アメリカの野蛮さに怒りながらも感動して、
3回観たうえに原作(大岡昇平『ながい旅』)も2回読み、
数年後もう一度読み返したのをきっかけにDVDまで購入しちゃいました。

結構オタクと思ってましたら、もっと凄い人がいました。
上記リンクしているサイトは、
この映画に感動して個人サイトをつくっちゃった人のものです笑。

posted by ナッツ at 22:19| Comment(0) | TrackBack(0) | その他雑感
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