2015年03月27日

「小さき声のカノン」が伝えたいこと

先日ご紹介した「小さき声のカノン」。
3月7日にシアター・イメージフォーラム(渋谷区)、福島フォーラムで
封切りされて3週間になろうとしています。

私自身未だ観てはいませんが(5月17日に弘前市で観る予定)、
これまでの鎌仲監督の三部作
『ヒバクシャ』『六ヶ所村ラプソディー』『ミツバチの羽音と地球の回転』
を観ている者としては、自分自身の期待も込めてお薦めしておきたいです。

渋谷で初日に観て来た友人から、
通販生活掲載の鎌仲監督インタビュー記事情報をいただきました。
映画公式HP内「この映画について」での監督メッセージより詳しくなっています。

鎌仲氏のエネルギーの源は
「子どもを被曝から守る」
なんですね。

「小さき声」とは、子どもを被曝から守ろうとする母親たちの声。
最初は一つだったメロディーが幾つも重なって壮大な音色を奏でるカノンのように、
母親たちの小さな声も子どもたちを被曝から守る大きな力となりうる。

日本はかつて、日本を訪れる欧米人が驚嘆する
子どもを大切にする国
だったそうです。

『私は日本が子供の天国であることを繰り返さざるを得ない。
世界中で日本ほど、子供が親切に取り扱われ、
子供のために深い注意が払われる国はない。
ニコニコしているところから判断すると、子供達は朝から晩まで口福であるらしい』

『いろいろな事柄の中で外国人の筆者達が一人残らず一致する事がある。
それは日本が子供達の天国だということである。
この国の子供達は親切に取扱われるばかりでなく、
他のいずれの国の子供達よりも多くの自由を持ち、
その自由を濫用することはより少なく、気持のよい経験の、より多くの変化を持っている。』

とは、大森貝塚発見で有名なモース博士の文章です(『日本その日その日』)。

日本が大好きで何度も来日しているモースのみならず、
多くの外国人が「子供を大切にする国」として驚愕賞讃しています。
因に、幕末〜明治期に日本を訪れた欧米人の記録から当時の日本の素晴らしさを描いた
『逝きし世の面影』(渡辺京二)は名著です。

先日高浜原発等の廃炉が発表されましたが、
その作業手順も最終処分地もまだ決まっていません。
原発は子供達への最大の負の遺産です。

映像の力は大きいです。
友人曰く「鎌仲さんの映像は後から効いてくる」

他のメディアが触れないところに敢えて踏み込んでいます。
こうした情報に触れ、自分の頭で考え、小さき声を発していけたらと思います。
posted by ナッツ at 06:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 原子力
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