2016年12月09日

大事な事は世に出ない

先日の軒先マルシェで偶然声を掛けた方が、
残留農薬等を検査するお仕事をしてる方でした。

散布している農薬名などを尋ねてくるので妙だなと
思いながら会話しているうちに、
身分(?笑)を明かしてくださいました。

農薬の中に、
ネオニコチノイド系という殺虫剤があります。
ネオ=新しい
ニコチノイド=ニコチン
と思っていただければいいです。
神経を麻痺させる殺虫剤です。

世界中でミツバチが激減していることはご存知の方も多いでしょう。
諸説ありますが、その原因の一つにに上げられている農薬で、
EUでは2013年に使用を禁止されています。
アメリカでも規制されています。

当園では2年目以降一切使用していません。
当初から使わないつもりでいたのに、1年目は、
それが同系の農薬だと知らずにモスビランという農薬を
散布してしまいました。

さて、このネオニコチノイド系。
日本では規制がありません。
そして、稲作にも沢山使われています。

ここで本題です。
先のお客さま曰く、

【ネオニコチノイド系が稲作に大量に使われるようになって数年後に
認知症が急激に増え、
しかもその上昇カーブが一致する】

こうした事に意識のある消費者団体等では持っているデータで、
そうしたところでは公表もしていますが、
一般情報媒体には載ってこない(載り得ない)事実です。

ネオ二コ系は神経毒でしかも残効性が高い。
脳は神経の集まりですから、素人目に考えても、
人間も影響を受ける可能性大です。

実際EUでは、
同系2種類の農薬で、学習や記憶のような機能に関係する神経と
脳の構造の発達に有害影響を与える可能性が大きい
と発表されています。

微量ではあっても、
日本人の主食=毎日食べるもの
に残っていたら…
こういうものは、「積み重ね」が怖いのです。

EUで禁止され、あのアメリカでも規制され、
世界中で其れに倣って規制が進んでいるのに、
日本では寧ろ門戸開放されている感があります。

農薬会社が強いのはアメリカも同じ。
それが規制される方向に向かっているのは、
情報公開と市民の声のためです。

こうした情報は、スポンサーが絡む大手マスコミには
絶対載りません。
遺伝子組み換え、原発、TPP、軍事化…と同じ、

「大事なことは世に出ない」(出ては困る人達がいる)

重要な情報は取りにいかなければ手に入らない、
情報はタダではない、
情報を得たら行動に映して自分、周りの人、さらには社会を守る。

情報の共有拡散をお願いいたします。

posted by ナッツ at 07:09| Comment(0) | TrackBack(0) | その他雑感
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