2011年10月16日

食料自給率と原発

日本の食料自給率が40%切っている(カロリーベース)ことは
よく報道されることです。
では、都道府県別ではどうなのでしょう。
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/7235.html

100を超えているのは、
北海道を筆頭に、秋田、山形、佐賀、新潟そして青森。
逆に大阪2、東京は1!

ここで言えるのは、
100超は、佐賀以外は北海道・東北・新潟。
北海道、青森、新潟、佐賀には原発がある。
原発を23基抱える北陸、16基抱える東北の自給率が圧倒的に高い。
北陸には関電、東北には東電、地元と関係ない都市圏向けの原発が多数ある。
さらに、福井には高速増殖炉「もんじゅ」、青森県六ヶ所には再処理工場等がある。

東北、北陸は、食料面でもエネルギー面でも日本を支えている
と言えませんか?

福島第一原発事故において、
政府電力会社は津波による電源喪失のせいにしているが、
原子炉内データをみると「地震による原子炉破損」の可能性が高い。

地震大国日本、しかも太平洋プレートは活動期に入っていて、
耐震基準である600ガル超の地震が起こる可能性は高い。
現に2,000ガルレベルの地震が何度も発生している。

耐震基準を600ガルに修正し耐震補強していた後でも、
柏崎刈羽は施設はボロボロ、
福島第一原発に至っては、原子炉破損の可能性が高い(つまり補強工事では対応しきれていない)。
(地震については、広瀬隆氏講演会参加参照)

狭い国土に54基もの原発があるのだから、
事故による住民、農地への被害範囲は広い。

ということを考えると、
原発事故が十分にまた起こり得る→自国の食料を賄えなくなる
ということになります。

私が原発に反対する理由の一つに、
農家は、日本の食を支えているのだという意識があります。
自分がつくっているのはリンゴという、主食ではない果物、いわば嗜好品
ではありますが、そういう意識が働いています。

食べ物の安心安全と言うけれど、
内部被曝から比べれば、肥料や農薬なんか目じゃない。

原発というと、
エネルギー政策、電力供給量の問題、生活の利便性、産業界(空洞化)、
安全保障、
といった議論が出て来ますが、
最も重要な食料政策にかかわってくるのだということを
もっと考えるべきだと思います。
posted by ナッツ at 09:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 原子力
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