2011年11月15日

小出裕章氏講演会参加

12日(土)、小出裕章氏の講演会へ行って来ました。

当日は好天で、腐乱病手当て作業を続けようかとも思いましたが、
作業を昼で終えて会場へ向かいました。
知識は本を読むことで得られるけど、
「人間 小出裕章」に興味があったので、予定通り参加しようと。

行ってみて先ずビックリ。
定員580人の会場に500人(主催者関係者入れればほぼ満席)でした。

それでも前から5列目くらいに席を取ることができ、
小出氏の表情もしっかり観ることが出来ました。

まあ、そう思って観るからかもしれませんが、
社会や時の政府、学会からそっぽを向かれるどころか、
嫌がらせや迫害を受けながらも信念を貫いてきた人のオーラのようなもの
を感じました。

途中、何度か笑いを誘う場面があった中で最もウケたのが、
「飛散した放射能も瓦礫も、“れっきとした“東京電力の所有物なのだから、
 ちゃんとお返ししなければならない」
という言葉でした。

瓦礫処理方法として小出氏は、
被曝拡散を防ぐために現場で焼却その他処理し、
その焼却灰は、廃炉を覆う石棺のコンクリートの材料の一部にするしかない、
と仰っていました。

これではコンクリートに混ぜ込んだ焼却灰から放射能が漏れだすのでは?
(同じく石棺で覆ったチェルノブイリでの問題点もあるので)廃炉処理として
石棺がベストなのか?
という2点を、途中の休憩時間に提出する質問用紙に書いたところ、

休憩後の「質問に回答する」時間帯で、私の質問が選択されて答えていただきました。
その要旨は次の通りでした。

瓦礫は、先ず体積を減らすために焼却や粉砕せざるを得ないが、
それにより濃度は上がる。
放射能は、「除染」という言葉を使っているが、「無くす」ことができない。
焼いても水で流しても、無くなりはしない。

ならば、どこか他へ持って行くよりは、
膨大な量のコンクリートを必要とする石棺の中に混ぜるのが、「ベター」ではないか。

炉心溶融が起きてしまった以上、永久にあれを解体するなど出来ない(近づけない)。
今もそして半永久的に放射能を放出し続け、移動することもできないなら、
あの場所で封じ込める(覆う)のが現実には「ベター」だろう。

というお答えでした。

勉強になったことが沢山ありました。
読者の方から、「自分も反(脱)原発です」「漠然と原発反対だったが勉強になった」
等、励ましのメールもいただきます。
本来そういう場(ブログ)ではありませんが、機会があったらまたご紹介したいと思います。


posted by ナッツ at 07:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 原子力
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