2012年02月13日

新規就農者研修

先日名古屋へ行って来ました。
今回は旅行ではなくて農業関連です!

「一宮市農業人材育成事業研修」のなかの1コマで、
農業者としてお話させていただきました。

まだリンゴ栽培を始めて2年、
自分自身リンゴ栽培で生計を立てられているわけじゃないのに??
という声が聞こえてきそうです。

知人の奥様の勤務先がこの事業を受託していて、
研修生の中に無農薬栽培に興味のある方ががいらっしゃることから、
駆け出し農家の私に話が廻ってきました。

新規就農して間もない未完成の自分だからこそ話せることがある、
いろいろなご縁でいただいた話だから素直にお受けしよう、
来るもの拒まず!何事も経験!
と考えてお引き受けしました。

研修生が5名という少人数であることや、
一方的な講義形式よりも双方向にした方が聞きたい事を聞けるだろう、
ということで座談会形式で行ないました。

私の考えていること、知っていること、経験したことから、
無肥料栽培、無(低)農薬栽培、
 (リンゴを中心に、経験と知識のある範囲で野菜について)、
販売ルート、農作業一般等について、
お話しました。

特に(必ずしも無肥料や無農薬に限らず)、
「栽培技術(マニュアル)ありき」ではなく、
作物本位で作物や土壌をしっかり「観察」して作業を行なうことが大切である
ことを自戒も込めて強調しました。

また、「無農薬」には関心があっても、
「無肥料」には「肥料やらずに育つの??」と疑問が大きいので
(無理もないのですが)、

肥料による余分な養分に病害虫が湧く、
肥料の半分は空中に蒸発して大気汚染の原因にすらなっている、

無肥料により収量が減るというよりも「本来の収量になる」のであって、
人間の欲から肥料で作物に無理をさせるから作物は病害虫に弱くなるし
土壌中の微生物等の生態系バランスが崩れて病害虫が発生する、
                          (肥料の弊害)

単に施肥せず放置するわけではなく、
施肥しない代わりに草を刈らない(「雑草」が土壌を良くしてくれる)
                 
ということを、ついつい力説しちゃいました。

私の大好きな
「雑草という植物はない」
という昭和天皇のお言葉も紹介しました。

そのくせ、大豆やクローバーといった豆科植物の根に共生する根粒菌が
空中窒素を固定してくれる、
ということを話しそびれてしまいました。

10年にジャガイモ、トマト、ミニトマトを自家消費程度に栽培した畝では
枝豆(大豆)を脇に植えて成果を感じましたし、
11年からリンゴ無農薬栽培をスタート(無肥料に関しては10年から)した園地には、
クローバーの種を撒いています。

なにぶん初めてのことで、終わってみると反省点が多いのですが、
少しは研修生の方々の参考になってくれたことを願うばかりです。

今回のことをきっかけに木村さんの本を読み返したり、
自分の作業を省みたり、経験をまとめたりできたので、
そういう意味でも貴重な経験となりました。
posted by ナッツ at 21:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 農作業周辺
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