2012年02月18日

根津の谷、訪問

「根津の谷」(文京区根津)にお邪魔してきました。
お店正面です。
nezunoya-omote.jpg










東京在住中、時々自分で利用していた自然食品店。
創業1978年の老舗です。

自宅(千駄木)から徒歩15〜20分の距離で、
子供達が通っていた保育園からも近かったので
保育園お迎えの帰りに時々利用させていただいていました。

時が流れて…
私が農業を始めた年から「生産者」としてお世話になっています。

無肥料無農薬を志して新規就農したものの、
栽培作物に関してフラフラしていた2009年。

借りた土地に元々あったプルーン、
自分で耕すことから始めた大根や人参を送って、
販売者の立場から、ある程度評価していただきました。

そして迎えた2010年(りんご栽培初年度)。
9月に「つがる」をお送りして、
それなりに評価していただいたもののその後連絡が無く。

「なかなかそう上手くはいかないな」と思ったりもしていた11月上旬、
「ふじ」の収穫真っ最中の頃にお電話をいただき、

「9月にいただいたリンゴ(「つがる」)を
 店の冷蔵庫で保管しながら適宜食べてきたけど、とても美味しく、
 しかも他のところのリンゴより長持ちする」
「主力品種『ふじ』の時期まで待っていた」
とのこと。

冷蔵保存しながら1ヶ月半食べ続けて追跡調査していらしたなんて、
さすがだな、と感動しました。
その感想やご意見はとても参考になりました。

それからは、ほぼ定期的にご注文いただき、
今シーズンもご注文いただきました。
今シーズンは収穫量が少なくて、大変ご迷惑をおかけしてしまいました。

生産者として、
直接購入してくださるお客様が大切なのは云わずもがな。
加えて、生産者の気持ちと努力を理解して売ってくださる小売店さんも
とても大切です。

自然食品店に通う方は何かしらの思いがある方で、
そうした方々に美味しいリンゴを食べていただきたいし、
偉そうな言い方になるのを承知で言えば、
当農園のリンゴがそのお店の特徴の一つになれれば嬉しいとも
思っています。

余談ですが、「3.11」以降、生産者同様こうした小売店が随分と苦労
されています。

生産者と消費者、双方と「顔の見える関係」を築いているからこそ、
両方の傷みの板挟みとなり、
そのうち自分たちの経営が立ち行かなくなる、
そんな話を良く聞きます。

放射能の場合、単純に「買い支える」ことが良いとは言い切れない点が
難しいところです。

本来避けるべきものは、それを生み出した原発です。

福島原発事故はたまたま運悪く地震や津波で起きたのではなく、
これまでも、これからも、起きる可能性が十分あるものですし、

事故が起きなくても、
ウラン採掘や濃縮、使用済み核燃料等の核のゴミ
によって現在進行形で放射能汚染はおきています。

またまた話が逸れてしまい申し訳ありません。

大学受験が終わった息子と、
併設されている玄米食堂で野菜カレーを食べました。
タマネギを十数時間ゆっくり炒めたものをベースにした美味しいルー、
ご飯はもちろん無農薬玄米です。

例によってカレーの写真は撮っていませんが、
食堂入り口をご紹介します。
nezunoya-rest.jpg










店内は、木をふんだんに使った温かい空間になっています。
(実際、冬はタイル貼りだった時に比べて暖房費が低いそうです)
流れるジャズの音響も柔らかいです。
posted by ナッツ at 23:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 農作業周辺
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