畑近くの農道脇に、他の人が除雪して設けたスペースに取りあえず
駐車して撮ってみました。

高い所だと軽トラの屋根くらいまで雪があります。
単純に農道脇に駐車した場合、道幅は
辛うじて他の通行車の邪魔にならないくらいでしょうか。
昨日はこの確認だけにして、手入れをお願いしていた剪定鋏(はさみ)を
受け取りに行って来ました。
今では弘前でも数件になってしまった、手作りの剪定鋏製造所の一つ、
三国打刃物店
さんへ。

初年度は5,000円くらいの、それでも量販店では高めの鋏を
使用していましたが、
剪定鋏は最も重要な農機具の一つだから、
きちんとしたものを使いたいと思い、
昨春、いろいろ調べて、ここで購入しました。
使ってみると、やっぱり、切れ味が鋭くかつ優しい。
指、手首、肩への負担が全然違いますね。
手作りで、微妙な切れ具合や動き具合を調整したもの
だからこそです。
3倍強の値段ですが、
この使いやすさ、手入れすれば10年以上保つ丈夫さ。
(修理もシーズン後の手入れもしてくれます)
量販店のものよりも、むしろ安い買い物と言えます。
「モノには真っ当な値段がある」
目先の安さだけを求めていると、
気付いたらこういった職人さんが居なくなっていた、
なんてことがないようにしないと。
これは、地元商店街、お寿司屋さん、本屋さん、等々
いろいろな処に言えることですね。
さて、出来上がって来た鋏です。

刃の部分に、六画形が掘られていますね。
上記お店写真で、建物の店名左にも同じ六角形があります。
このお店の屋号、ロゴです。
鋏の名前も「六角寿」と言うそうです。
(他の店でも、「清水一国」「薬師堂国定」等あります)
今日、午後から木村秋則さんとお会いすることになっています。
一度だけ畑に来ていただけるようお願いしているのですが、
お忙しいのでその日程の相談と、
自分で抱えている疑問点を質問してきます。
畑はまだまだ雪深いですが、
いよいよ今年のリンゴ作業、スタート間近です!