2012年04月27日

今年一回目の薬剤散布完了

今年一回目の薬剤散布(無農薬園地では食酢散布)が完了しました。

一回目を理想通り4月下旬に行なえたのは初めてです。
畑購入が4月半ばだった初年度はべつにしても、
昨年は、100本の苗木を植えるのに四苦八苦するなどして5月に入ってからでした。

重要性を認識していなかったのと、散布するには時期を逸していた
マシン油を散布したのも初めてでした。

マシン油は、その名の通り油でして、
油分が虫の卵の呼吸・ふ化を抑える働きをするのですが、
その働き故に、芽が開いて葉が出てからだと葉に悪影響を及ぼすので、
この時期にしか使用で来ません。

葉ダニ類にはこれしか効かない、とも言われているので重要です。
因に、マシン油は、JAS有機栽培規格で使用を認められている農薬です。

今回散布したもう一種類は、ベフラン液剤。
こちらは、殺菌剤です。

果樹の病気の殆どは、菌体、即ち胞子です。
菌によって、一定の環境(温度、湿度等)で胞子が倍々で増殖して飛散します。
だから、胞子数の少ない時期のうちに殺菌した方が防除効果が高い、
ということが言えます。

そういう意味で、
年間散布量を極力抑えるためには、この時期に散布しておくことは重要です。

ところが周りの園地では、例年ならもう散布している時期なのに今年は未だです。
なぜか?

雪融けが遅かったため、園地内にまだぬかるんでいるところがあるからです。
乗用車よりも重い散布車(ss〜スピードスプレイヤー)に1,000リットル(1トン)
の薬剤を積んで園地内を走り回るには、まだ地面が乾き切っていないのですね。

ちなみに、ssとは、このような散布車です
ss-1.jpg










ss-2.jpg









重量の重いもので園地を走ると地面が硬くなる等の理由で、
木村さんは今でも手散布です。
先日ご紹介したように、私も手散布です。

手散布で10時間かかる量を、SSだと1時間で終えてしまえる。
ちょっと羨ましい話です!

さて、マシン油とベフラン剤を入れると、こんな色になりました
12.04.27-1.jpg










ゴアテックス製合羽、ゴム長靴、ゴム手袋(その中に薄手の木綿手袋)、
帽子、ゴーグル(昨年からスキー用を利用)、防塵マスク、
で自分を防御して、いざ散布。
こんな感じです(昨夏のブログ記事です。友人が撮影してくれました)

80mのホースを引きずり回して散布しますが、一部届かない処へは、
運搬車にタンク、噴霧器、ホース等一式載せて移動します。
12.04.27-2.jpg










到着
12.04.27-3.jpg










岩木山が綺麗なので、アップで!
12.04.27-4.jpg










さらに地面の緑が多くなりましたね。

3日間とも風が強くて散布しずらかったので、
予定していたよりも時間がかかってしまいました。
葉が無く、合羽を着て動き回っても6月に比べて体力消耗しなくて済むこの時期は、
比較的楽なはずだったのですが…。

次に、無農薬園地での食酢の散布です。
タンクはもちろん、
薬剤が通過するホース類(タンクから噴霧器まで、噴霧器から散布用の竿までの2種類)
は、食酢用を別にしてあります
12.04.27-5.jpg










無農薬園地は、低農薬園地から50mちょっと離れたところにあるので、
運搬車で移動します。
12.04.27-6.jpg











薬剤が自分に降り掛かるのを気にしなくて良いから、
とっても気分的に楽です。
どんなに防御しても、掛かってしまいますから。

夕方、雨になったので、農作業を止めて苗木屋さんへ苗木の下見に。

明日は法事があり、
29日〜5月2日まで、アルバイトで上京します。
それまでに無事散布を完了できて、ホッとしています。

戻ってきたら、苗木を購入して植える予定です。

posted by ナッツ at 23:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 農作業
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