そのうちの一部の今の様子をご紹介しましょう。
先ずはナス。
今年は7月上旬まで、気温が上がらず、かつ雨不足。
夏野菜で、かつ水分を沢山欲しがるナスが、なかなか成長してくれませんでしたが、
株自体はまだ小さいものの、小さな実をつけるようになりました。

ナス本体の成長を促すために、実はまだつけない方が良いな、
と思いつつ、2つほど成らせてみました(それ以前の花は摘んでます)。
次に、ズッキーニ。
3株ありましたが、1株は殆どダメ、1株は花は咲くけれどまだ実が着かず、
そして残る1株に幾つか実が着きました。

アップで見ると、

僕が手を広げると親指先から中指先まで約20センチですから、
それよりも少し大きいです。
明日朝収穫して、
夏休みも8月10日のコンクールに向けて毎日学校に行っている中学1年の娘に、
他に買ったメロンと一緒に送ります(そう言えば、どちらも瓜科だ!)。
因に、吹奏楽部、なんとチューバ担当なんです。
さらに、満願寺唐辛子。
こちらは、ナス以上に育ってくれません。
でも、かわいい実を着けてくれました。

果たして、食べられるほどに育つのだろうか?
最後に、ミニトマト。
畑の傾斜のてっぺん、最も水はけの良い場所、しかも、いわゆる赤土に近い乾いた場所に
畝と言えない程の畝を軽く立てて、苗を植えてあります。

乾燥を好むトマト、木村さん曰く、
「最初に水をやってしまうと後々まで水をやらないといけなくなる」
そうでしたが、
苗を定植して3日後、全く雨が降らないために萎れてしまい、
どうせこのままダメになるならと、
3日間、株もとではなく畝のふもと(傾斜の上側)に少し水を撒いてあげたところ、
生き返り、その後は全く水をやらずにここまで成長しました。
株もとにあげなかったのが良かったのでしょう。
(ホントは水をあげたくないけれど)
「水あげる、でも株もとに撒いたりして甘やかさないよ」
と声かけしたのも良かったのかも!
悪戯に楽させないー
植物にも人間にも、あてはまりますね。
楽するとロクなことないです。
さて、アップで小さな実を見ると
(ちょっとピンボケ〜そんなタイトルのロバート・キャパの本がありましたね)

株もと、即ち土を見ると、こんなです。
土が乾いて割れちゃってます。

雑草すら殆ど生えてません。
此処までの写真で、お気づきかも知れませんが、
りんご同様、野菜も、基本的に草を刈りません。
厳密に言うと、栽培している野菜が雑草の背丈に負けない位になるまでは、
草を刈ってあげる必要はあるのですが、
手が回らないのと、幸いにして何とかなってます。
また、写真では判りにくいですが、
どの野菜も、肥料代わりに脇に枝豆を植えてあります。
ご存知のように、黒豆以外の大豆類は、空中窒素を地中に固定する根粒細菌を
根に寄生させるからです。
この他、枝豆(「秘伝」と「毛豆」2種類)、キャベツ、
種から播いたものでは、ミニトマトとナス、があります。
キャベツは結構虫(アオムシ類)が着いちゃいました。
種を播いたミニトマトとナス、発芽してはきてます。
まだちっちゃいです。
今年のように春先寒いと、直播きは難しいですね。
試験的にやってみた野菜栽培。
園地内の何処で栽培するのが良いか、も含めて、
今後検討していきます。