剪定作業の進捗が遅れているので、土曜始発で発って日曜最終で戻るとんぼ返りでした。
その剪定作業、遅れているにもかかわらず、12日(金)には、
「時間を度外視して、満足行くまで剪定してみる」
ということを樹齢12年位の樹でやってみました。
剪定前後の様子を2種類、90°程角度を変えて見てみましょう。
その1
剪定前

剪定後

その2
剪定前

剪定後

実はこの樹は、ここ3年、最低限の剪定しかしてきませんでした。
本来、10年生くらいから、幹から出ている太い枝を整理し始めて、
残す枝を更に太い骨格になる枝にしていくものなのですが、
切り落とす枝もそれなりに太くなっているから、いきなりバッサリとはいかない。
徐々に減らしていく腕が未だ無い。
しかも前の持ち主の癖が強く出ていて、どの枝を骨格として残すか判断しかねる。
等々の理由から、最低限の切り落としで誤摩化してきてました。
判らないのに「何となく」で切ってはいけない、
整枝のターニングポイントになる樹齢でしたから。
4年目の今年。
自分の中で「こうすれば良いだろう」というものが出来てきたので、
今の自分が出来るベストのものを、時間を気にせずにやってみた、
という訳です。
熟考してやった分、
どういう理由でそのように切ったのか、
しっかり記憶にあり、
成功も失敗も自分なりにハッキリ判って今後に活かせると思います。
同様の状態の樹が、あと6本程あります。
2〜3年若い樹も数本あります。
今回のこの樹の今後の様子を観察しながら、
これらの樹の剪定に活かしていきます。
さて、剪定しながら、こんなマークを着けてます。

赤のスプレーペイントです。
腐乱病箇所があった場合、自家製の薬を応急処置として塗ったうえで、
近々泥巻きをする際に直ぐ判るように赤でマークしておきます。
この自家製薬、人が口にするものや身の回りで使用する物を混ぜて作ったものです。
成分は…試作中でもあるので秘密です笑。
この樹1本に4時間近くかけました。
最後に、最近の作業中の私です。

昨年の今頃も同様の写真をアップしてますが、
好評につき再度登場です笑。
この格好にもちゃんと訳がありまして。
白布2枚〜
紫外線が強い時期なので、日焼予防が大切です。
帽子のツバと上から覆った布で、上と横からの日射しをカット、
眼から下をガードするためにもう一枚。
これは、眼鏡が曇らないように布目の粗いガーゼタオルを使用。
サングラスは、
眼を紫外線から守るのはもちろん、
枝がぶつかったリ刺さったりするのから守り、
鋸やテェーンソーの切りくずが眼に入るのも防ぎます
日焼対策は、日焼止めよりも、上記布2枚でのガードの方が効きます。
園地隣りのO氏か教わりました。
布はO氏奥様からの差し入れです。
昨日最終新幹線で戻り、
寝るのも起きるのもちょっと遅くなってしまった為、
これから出勤です。
行ってきます。