

いきなり2枚の写真からのスタート。
秋晴れの青空に映える、赤く色着きだした果実と白い花。
合成写真ではありません 笑。
昨日9月29日、園地内で見つけて撮影したものです(「ふじ」)。
木村さんの書籍や映画のなかで、
無農薬栽培にチャレンジした当初、葉が全部落ちてしまった秋に、
なんと花が咲いた、
という話が出てきます。
当然、そうなると翌年は花を咲かせません(だから実も成らない)。
樹が弱ってくると、そのように一年のサイクルが狂うのでしょう。
花を咲かせて実を成らせよう(実は種族保存の手段)と早まるのでしょう。
写真は、
無農薬ではないけれど、腐乱病とネズミ食害によってかなり弱った樹のものです。
実はかなりキツく摘果して、数個しか成らせてません。
咲いた花は2つだけなので、来年も花を咲かせてくれると思いますが…
花が咲くとかよりも、「とにかく来年一年生き延びてくれる」ことを願うばかりです。
樹が元気にに快復するには、来年も摘花・摘果をかなりキツくして
樹の負担を減らしてあげないと。
そうすることで、養分を実ではなく樹自身の樹皮や根の弱った処の快復に回せるように
してあげます。