今年伸びた余分な枝の切除(これによって樹冠内部に陽が差し込むようになります)、
葉摘み、
玉回し、
をしています。
枝切りは、夏後半にする作業ですが、
ふじはこの時期になってしまいます。
そのせいで、毎年この時期、
こういったものと出くわします。


鳥の巣です(だと思います、見たこと無いけど)。
畑にはいろんな鳥がやって来ます。
お昼を食べたり休憩したりしながら、
鳴き声に耳を傾け、
りんごの枝や、ヨモギにまでバランス良く止まっている姿を
ぼ〜っと眺めるのは、
心安らぐ時間です。
りんご達にとっては、
虫を食べてくれる助っ人でもあります。
これから先、ふじ収穫期には、
虫も少なくなり冬に備えなければならないからでしょう、
りんごもご馳走になっているようです。
虫の取り分、鳥の取り分、人間の取り分、
と考えるようにしていますが、
出来れば、つまみ食いという贅沢はせずに、
口を付けたものは最後迄食べて欲しいものです。
熟したもの、立派なものから、
ついばんでいくんですから、タマリマセン。
ただ、鳥がついばんだものは、確実に美味しいです!
ついばんで商品にならないようにしながら、
「売らずにお前も食べてみろ」
と言ってくれているのかも。
でも、彼らがかじったものって、命を奪い切らず、子孫残せなくなるまでは奪わない、そんな食べ方な気がするんですよね。ちょっと分けてもらう…そういう慎ましさ