2015年03月05日

ご無沙汰の言い訳

ご無沙汰しております。
久々の更新となってしまいました。

2〜4日は速読講師研修で、最終新幹線で今しがた帰宅しました。
3日間留守にする為、その前は畑での急ぎの作業で大忙しで、
帰宅時には心身ともに疲れていてズルズルと更新をサボってました。

さて、研修は千葉県野田市にある
クリアビューホテル。
研修とゴルフおよびその宿泊を主なターゲットにしたホテルで、
会議室研修室が充実していて万事快適でした。

社内「研修」にも様々と思いますが、
当教室の「講師研修」は、スポーツ選手の「合宿」のそれに近いもので笑。
自分たちのトレーニング、受講生に対する指導の仕方の擦り合わせ等、
真面目な真面目なもので、あっという間の三日間でした。
言い訳でなく、この間ブログ更新する余裕など全くありませんでした笑。
部屋のお風呂と別にせっかく温泉大浴場があるのに、それにも入らず終い。

最寄り駅(送迎バスで8分)、
つくばエクスプレスの「柏たなか」駅、駅舎です。
宇宙センターみたいでしょ。
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宇宙センターの周りには当然お店は皆無。
と思いきや、コンビニが一件だけありました。
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2015年02月18日

千葉県神崎町へ

11日、千葉県神崎町に行ってきました。
2012年から昨年まで3年連続で援農に来てくださっている
Eさんを訪ねて。

Eさんは、私の友人のお母様Hさんの親友で、
Hさんに誘われて12年にいらして以来3年連続で来ていただいてます。

Eさん宅の「E農園」には様々な果樹が植えられていて、
りんごの樹も2本有ります!
最初お会いした時に聞いて「行ってみよう」と思ってたことが
やっと実現しました。

「E農園」にある りんごの樹は、5歳と2歳。
実は私はまだこれくらいの苗木若木の剪定には自信が無くて…。
自分の園でもまだ試行錯誤の段階で、まして他人の樹となると難しい。

とはいえ、折角来たので、
明らかに切った方が良いと思われる範囲で剪定させていただきました。

さて、神崎町には、実は酒蔵「寺田本家」があります。
私が好きな酒蔵(沢山ありますが 笑)の一つです。

初めての年、私の日本酒好きをHさんから聞いたEさんは、
「地元のお酒です」と寺田本家の代表銘柄「五人娘」を
お土産に持って来てくださいました。

「お土産」の文字通り、まさしく「土地の産物」です。
水、米(地元以外でもせいぜい茨城止まり)、酵母、お世話をする人、
が地元です。
(水は敷地内の井戸から、酵母は蔵の中に住み着いている自家酵母)

しかも私の好きな蔵の好きな銘柄。
戴いた私も持って来たEさんもビックリ、感動でした。

今回もEさんは、寺田本家のお知り合いの方に問い合わせて下さっていて、
おかげで、祝日で人手が無いのに24代目当主に蔵の中を説明していただきました。

後述「生酛(きもと)づくり」による「酒母(しゅぼ)づくり」の作業中に唄う
「酛摺り唄(もとすりうた)」まで唄っていただいたり(素晴らしい声!)、
「もろみタンク」が並ぶ中で、仕込み後2日目、7日目、約30日目の各タンクを
味見させていただいたり(運転は下戸のEさんだから大丈夫 笑)。

見学の後、敷地内にある井戸と観音様を撮らせていただきました。

先ず井戸。
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日本酒、そして日本食には水が命です。
良質の水無しには日本食も日本酒も出来ません。
(例えば、最近は日本酒も海外現地生産されていますが、
何処も鉄分の含有量が多いので鉄分除去装置を設置しているそうです)

そして観音様
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千葉県印西市に住む妹も(酒は吞まないのに)寺田本家のことは知っていて、
しかもこの観音様が好きだと言ってました。
妹が好きな観音様にやっと会えました。

神社仏閣が好きな私ですが、
神社やお寺にお参りしたりお地蔵さんを拝む時、
お願い事はしません。

此処に参ることができました、ありがとうございます
と心の中で言うだけにしてます。
あとは、「その場」に包んでもらえるよう心を鎮めます。
滝場や山の中でも同じです。

話を戻して、寺田本家では、
全量純米酒(醸造アルコールを添加せず、米と水と麹のみでつくった酒)です。
それは知っていましたが、しかも全量「生酛づくり」だと初めて知りました。

「生酛づくり」については、寺田本家サイト内「お酒造り」と、泉橋酒造さんの説明が判り易いので読んでみてください。

「生酛系」では、空中から様々な微生物(以下雑菌)が入って来てしまいますが、
それらは共生しながら淘汰されていって最終的に乳酸菌が勝ち残り、
その乳酸菌もアルコールで死滅してお酒(アルコール)になります。

この過程で雑菌の生成物や各種アミノ酸等様々なものが混ざり合って、
複雑で深みのある香味になります。

微生物(菌)の共生!
これは、以前このブログ内でも書いたように、農業にもリンクします。
農作業のことを全く知らずに「自分ならこうする」と思った着想の原点の一つです。

菌どうし、虫どうしの共生(生態系バランス)が整っていれば、
どれかが突出して大きな被害を及ぼすことが無くなるはず。
そんな「園地全体が生きている」園地をつくりたい。
これが就農した動機の一つです。

この日の夜は、新体道創始者青木宏之先生と近藤等則氏とのライブへ。
新体道は、私の就農はもちろん人生にとって大きな存在です。

6回目のりんご栽培をスタートする心の準備ができた約2週間の旅でした。
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2015年02月16日

6回目の比叡山

6日はさすがに一寸旅疲れ。
午前と夜に知人(かつお客様)と会いましたが、
途中一旦ホテルに戻って休憩してました。

7日は昼前から速読教室に顔を出して、
講演会や新年会(授賞式)の準備→講演会、新年会→二次会で、
あっという間の一日でした。

受賞者のスピーチを聴くと、受賞者それぞれに工夫とドラマがあります。
毎年感動させられます。

自信を持てるようになる、心が強くなるには、
「もがいて努力した結果として、出来なかったことが出来るようになる」
 (苦しまずに出来たことは、そういう意味での自信にはならない気がします)
「やろうと思えば出来ることを、逃げたり後回しにしたりせずにやる、続ける」
ことが一番ですね。

メソッドやテクニックとして書かれている書籍やセミナーが
巷には沢山ありますが、これが一番。
そしてお金もそんなにかからない笑。

話を元に戻して、9日は大阪京都の最終日。
比叡山は無動寺(千日回峯行の拠点)に行きました。

6年前に京都在住の武道仲間Iさんに連れられて訪れ、
その直後に今のりんご畑を手に入れることができました。
当然翌年には御礼に伺い、以来毎年この時期訪れて今年で6年です。

今年は、これまで5年間一緒だったIさんの都合がつかず、
その間何度か一緒に来ている、やはり武道仲間のTさんと二人で向かいました。

お堂では、大阿闍梨による護摩とお加持を受けられます。
そしてこの日はナンと、私とTさんの二人っきり!
こんなの初めて。少ない年でも自分達の他に数人いましたから。

大阿闍梨による御護摩の間、後ろで読経したり真言を唱えたりします。
二人っきりで深く集中できたのか例年よりも短く感じられました。

初めてと言えば、これまでで一番寒かった〜。
所謂「底冷え」がキツかったです。

時折雪も舞っていましたが、
坂本ケーブル頂上駅では丁度晴れて琵琶湖がきれいに望めました。
こんなにきれいな琵琶湖は、これまた初めてかも。
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ケーブル坂本駅舎内にある書です。
これまで目にとまらなかったのですが、
「Tさんが昨年一緒に来て気に入っているんや」
「そしたら、偶々訪ねた人の処にもこれを書いた人の書が有って、
 知り合いだって言うんや…」
と不思議な繋がりを語り始め、

言われて観ると文字も意味もすてきに思えて
写真撮っちゃいました。
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この後、京都駅でIさんも合流して3人で遅めの昼食。
新幹線で10日ぶりに東京に戻りました。
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2015年02月14日

熊野古道中辺路

昨日13日は朝から風が強く昼前から吹雪となりました。
視界が悪く、畑や倉庫のある浪岡への道も渋滞なので行くのを止めようか
とも思いましたが、どうしても発送しなければならないものが有ったので、
倉庫にだけは行って荷造り発送作業をしました。

昨日今日と、最高気温約2℃と気温が高い訳ではありませんが雪質は湿雪。
雪掻きしていても重くてやり辛く、枝折れが心配になります。
今年は重い雪が多いです。

さて、4日の熊野古道中辺路(湯の峯温泉〜継桜王子)を書きたいと思います。

8時過ぎに旅館を出発。

熊野古道中辺路の中でも「山中を歩きたい」という私の希望に、
旅館の方が「それならこのルートですね」と教えていただいた
「赤木越」ルートを進むことにしました。

先ずは湯の峯温泉街です
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古道入口はこんなです。
うっかり通り過ぎるところでした。
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こういう道ばかりだと楽なのですが、
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このような急な道が結構あります
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延々と続く急な斜面を登っていると額から汗が滴り落ちる程になります

結構急な斜面にも杉林が
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角度を変えて見ると、きちんと間引きされています
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途中陽が当たらない斜面では、
正午過ぎでも霜が融けずに残っていました
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食事も摂らず、写真撮影や給水時の小休憩以外は休まず歩き続けること6時間。
「継桜の王子」まで辿り着きました。
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ガイドブックでは所用時間8時間超の行程ですから、ちょっと自慢。
普段広いりんご畑を歩き回っている農家の面目躍如です 笑。

あいにく「継桜の王子」の社は改修工事中でした。
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和歌山入りの前に連絡を取り合って、
田辺在住のお客様K.I.さんとN.I.さんに途中まで車で迎えに来て
いただくことになっていまして、

この日も出発する旨メールして歩き出した後、
直ぐに携帯圏外になって連絡出来ずに心配もしましたが、
正午過ぎに電話が通じて一安心。

午後からお仕事を休んでくださったお二人が来れるのが2時半頃、
私もその頃「継桜の王子」に着きそう、
「継桜の王子」の後は古道と言ってもほぼ平坦な舗装道路が続くだけ、
ということで「継桜の王子」でピックアップしてもらうことになりました。

新宮でのTさん同様、この日のK.I.さんN.I.さんもお会いするのは初めて。
嬉し恥ずかしの初対面でした笑。

N.I.さんの運転で白浜町の温泉へ。
後で思いましたが、
温泉および電気風呂で直ぐに脚の疲れをほぐしたのは効果大でした。

その後、N.I.さんのご主人、
そしてご主人の高校時代からの友人で、みかん+梅農家のOさんも加わって、
田辺駅近くの居酒屋で親睦会。

和歌山の海の幸、山の幸、地酒を堪能しました。
なかでもやはり、海の幸ですね。
まぐろ、太刀魚が美味しかったし、
近海の限られた場所でしか獲れないこの時期の鰹がまた美味で!
身質が「とろっ」「もちっ」として何とも言えません。

そして、0さん。
なんと平成10年から無農薬でみかんと梅をつくっていらっしゃる方なんです!
無(低)農薬果樹栽培談義に花が咲きました。

更にサプライズがもう一つ。
K.I.さんN.I.さんと知り合うきっかけとなった東京在住のMさんが、
偶々帰省していてお店に駆けつけてくれました!

ここで、K.I.さんN.I.さんMさんとの「馴れ初め」を説明すると、
私の大学時代の友人N君→N君の奥さん→奥さんの会社のMさん
→Mさんの故郷の友人K.I.さん→その友人N.I.さん
という繋がりなんですね。
おもしろいですね〜。ありがたいです。

美味しいものに目がない故郷の親友K.I.さんに紹介してくださったMさん
「このりんご、生きてるゥ〜!」と仲間に紹介してくれたK.I.さん
それに即反応した、りんご大好きのN.I.さん
ありがとうございます。

初めて会うというのに、この日は遠慮なくN.I.さん宅に
泊めていただいちゃいました。

翌5日は、N.I.さんご夫妻と前述Oさんの園地を訪ねてお話を聞かせていただき、
その後N.I.さんご夫妻とランチ。

廃校になった小学校校舎や校庭を利用した施設「秋津野ガルテン」の一部、
地元のお母さん方がつくるスローフードバイキング料理を提供する農家レストランで。
美味し過ぎて食べ過ぎました笑。

紀伊田辺駅まで送っていただき、
調べてた訳じゃないのに10分後に来た「特急くろしお」で大阪に向かいました。

3泊4日の和歌山滞在も終わりです。
初めての和歌山、堪能しました。
今度は奈良から険しい小辺路を歩いて十津川経由もイイかも笑。

大阪では、先ずは定宿「新大阪サンプラザホテル」にチェックイン。
新大阪駅からJR京都線で一駅の東淀川駅から徒歩「30歩」(私の場合 笑)と便利で、
机が広くて照明も目に優しい「ヤマギワのバイオライト」でデスクワークがし易く、
ズボンプレッサーも各部屋にあります。

荷物を置いただけで梅田に戻り、
かつての武道仲間3人(うち2人はお客さん!)と、メンバーのMさんの案内で、
うどん文化の大阪では珍しい美味しいお蕎麦屋さん「松林」へ。

蕎麦はもちろん肴も日本酒も美味しく、大将も楽しい、
すてきなお店でした。
(蕎麦は二八と十割があります)
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2015年02月13日

青森帰還

昨夜最終の新幹線で青森に帰還しました。
出発したのが27日午後ですから、2週間以上ぶりの青森です。

お客様(個人・店舗)にお会いしながら、
神社仏閣を中心としての観光もする旅。
道中お世話になった皆様、どうもありがとうございました。

人と出会い、訪ねた土地の気候風土を感じ、神社仏閣で心を鎮め清める。
「天地人(人々)と共感する旅」が出来ました。

例年よりも充実感を感じながら、
これを今年の自分の生活や農作業に活かしていこうと、
新幹線の中で決意を新たにしました。

3日が節分、4日が立春、11日は紀元節。
気持を新たにしてスタートするには丁度良いタイミングです。

留守中に何度か大雪になったようでしたが、
駅から家までの道路は除雪車による除雪がしっかりされていました。
問題は畑ですね。

今日明日は、畑は緊急の作業のみにして、留守中に溜まった発送が中心の作業
になりそうです。

なお、旅行中の様子もあと数回に分けてご紹介したいと思っております。
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2015年02月12日

新宮→熊野本宮大社

3日は新宮市内を廻った後、バスで熊野本宮大社へ(約1時間)。
新宮市内はTさんに案内していただきました。

りんご園2年目から主にりんご果汁をご注文いただいているTさん。
実はお会いするのは今回が初めてで、
紀伊勝浦駅から普通列車で20分ちょっと、新宮駅改札口で緊張の初対面!

知り合ったきっかけは、実は速読です。
資料請求への対応がきっかけで(遠方のため入会には至りませんでしたが)、
その後諸々とメールのやり取りをしていて、
りんご農家2年目にご案内を送付して以来のお客様です。

ご自宅用りんごの他に、
「応援したと思ってるけど、みんな林檎をもらうそうなんだよ」と、
御歳暮にりんご果汁を使ってくださいます。

さて、新宮市。
海に面していると共に里山と言えるような小高い山が迫っている、
良い意味でこじんまりとした街です。
橋を越えるともう三重県、という県境でもあります。

新宮城趾に登った後で熊野速玉大社へ。
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熊野三山の一つではありますが、予想通り?それなりでした。
むしろ感動したのは、鰻をご馳走になった後で行った、
速玉大社の摂社である神倉神社です。

入口からもう、かなり急勾配な石段が始まります。
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後ろを振り返るとこんなです!
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60mの絶壁を登り切った先に、
「ごとびき岩」と呼ばれる巨岩を神体岩として祀られています。
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そこから眺める新宮市内です。
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その後市内を散策した後、
新宮駅前からバスに乗って熊野本宮大社へ。

露地を歩いていると、庭先に柑橘類の樹が植えられているのをよく目にしました。
さすが南国和歌山です。
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最後に、熊野本宮大社です。
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丁度節分の日だったので、こんな行事も観られました!
子供達は大喜びで鬼に豆を投げつけてました笑。
私も数粒豆をもらい、美味しくいただきました。
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この後、バスで10分程のところにある
湯の峯温泉にある「湯の峯荘」に投宿。
私にとっては一寸高値でしたが、節分のせいか廉価な宿はどこも満室でここにしました。
当日予約するいい加減な旅なので仕方ありませんね笑。

ただ、スタッフの方々は皆親切で、お湯も食事も良かったです。
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2015年02月08日

紀伊勝浦

東京ー名古屋ー紀伊勝浦ー新宮ー熊野本宮(湯の峯温泉)ー(中辺路経由)ー田辺市
と巡って5日夕方から大阪に来ています。

友人知人(かつ、お客様)と会ったり、
りんごその他を卸させていただいているお店を訪ねながら、
観光もしたりで、
時間に余裕がなかったりネット環境になかったりで、
ブログ更新も久々になってしまいました。

昨日は非常勤講師をさせていただいているNBS日本速読教育連盟の大阪教室で、
出版記念講演(佐々木理事長新著「超速読脳トレーニングの秘密」)、
授賞式・新年会に参加してきました。

NBSの速読については、上記リンクや過去のブログ記事にお任せして、
2月2日に行った大門坂〜那智大社〜青岸渡寺〜那智の滝
をご紹介します。

08:05名古屋発のJR特急ワイドビュー南紀1号で紀伊勝浦へ。
一番の特急ですが、着くのは11:56。結構時間がかかります。
紀伊勝浦から大門坂入口までは、路線バスで行きます。

先ず大門坂。
熊野古道の紹介として良く出てくるところなので、
わざわざ私が載せる必要ないのですが…
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この坂の少し手前は民家が数件あり、
このように無農薬みかんも販売されてました。
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当然惹かれて前をウロウロしていると、
そこの当主(70歳を越えた男性)が近づいて来て、
説明しながら自宅の庭にまで入れてくださいました。

そこでビックリ。
粘菌の発見や民俗学で有名な南方熊楠が3年間滞在して論文を書き上げた旅館が
この大阪旅館だったのです(今は旅館はやってません)。
約1時間貴重なお話を聞かせていただきました。

その後はお決まりのコースで那智の滝まで歩きました。
那智大社
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青岸渡寺
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那智の滝
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那智の滝では、
高野山で得度を受け、毎年熊野詣でをされているという女性と知り合い、
滝から紀伊勝浦駅までのバスの中でお話ししているうちに意気投合し、
チェックイン済みの民宿で晩ご飯がでるにもかかわらず、
彼女行きつけの地元居酒屋で那智勝浦名物「生まぐろ」料理を肴に
二人で地酒「太平洋」の燗酒を6合も吞んじゃいました笑。

神社仏閣好き、滝好き、魚っ喰いで日本酒好きの私には、
至極幸せな一日でした。




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2014年12月31日

今年も4時間を切りました

4日以来の更新となってしまいました。
12月の記事はこの日の2件のみ!
このブログ始まって以来最少の月間記事数です。

それにも拘らず(それだから?)、
沢山の方が沢山の過去の記事を読んで下さっています。
ありがとうございます。

4日の記事の後、今年は結局そのまま根雪になってしまい、
畑内コンテナに保管してあった150箱以上のりんごを運び出せなくなり、
運搬車も雪に埋もれたまま…

これらの救出、
発送事務や荷造り発送、
ジュースや乾りんごの加工場への
りんご持ち込みや出来上がったモノの搬入、

で帰宅はいつも10時過ぎで、
それから入浴食事なので、
ブログを書く時間も気力も無く、
あっという間に大晦日になってしまいました。

それでも27日にやっと年内発送を終えることができました。
翌朝始発で上京して28〜30日は速読のお仕事。

そして今、やっとブログを更新しています。

今年も皆様に支えられ、喜んでいただいて、
充実した一年でした。
ありがとうございます。

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2014年10月27日

霰、霙、雹

今夜21時頃から、
雨が「霰」に突然変わりました。

読めますか?
「あられ」

時々「霙」になったりもして。
これは「みぞれ」。

今も強く降っています。
平地でもこれですから、畑はどうなんだろう?
まさか「雹」(ひょう)ってことは!?
最近の天候は何があるか判らないから!!
明日は北日本日本海側の山間部では雪もあり得るそうです。

それにしても、今日の三つの漢字、
書くのも読むのも難しいです。
漢字検定だと大したことないのかもしれないけれど…。

ところで、
「ふじ」前の中生品種は全て穫り終えました。
選果は完了してはいませんが、大分済みました。
明日から本格的に発送作業に入ります。



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2014年10月08日

皆既月食

今日は皆既月食。

全国的に観られる天候の地域が多かったようで、
青森も日中は早朝までの予報が外れて雨模様でしたが、
午後遅くから晴れて、観られました!

畑での5時20分頃、スーパームーンです。
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その10分後、撮影場所をちょっと変えて。
大分白くなりました。
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6時20分過ぎに欠けだしました。これは30分頃。
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約10分間隔で
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7時10分頃でしょうか。
完全に隠れる10分前くらいです。
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ここから先の暗い中での撮影は、コンパクトデジカメでは難しかったです。
イケタ!
と思ってもこんなのも。
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7時半前に完全に隠れてしまいましたが、
数分後にはまたオレンジ色に衣装直しして現れました。

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お月様と言えば、
今年は十五夜が9月8日と38年振りの早さだったそうで。
どうりで秋が早いわけです。

今の暦は太陽暦ですが、
自然の営みが影響する農業の世界では、
シュタイナー農法など月の運行を基準にする考え方があります。

今年は初雪や根雪(もう降り積もって春迄融けなくなった状態)も
例年よりも早いかも。

作業全般に効率的に前倒しで進めて、
ふじ収穫もその後の雪対策も早めにしないと…
と思っています。
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2014年09月19日

やっぱりお腹にイイ!

毎年この時期になると、お腹の調子が良すぎるくらいになります。

選果や発送作業をしながら、
傷んでるものを其の箇所を取り除いて食べたり、
色や形、弦の太さ等による味に違いがあるか食べてみたり、
一日に何個もりんごを食べるからです。

やっぱり、りんごは整腸作用がバツグンです。

これだけ食べるのはリンゴ農家の特権?ですが、
一日一個でも半個でも、
コンスタントに食べると必ずや効果はでると思います。

植物の根、人間の腸。
栄養分を吸収する大切な部分です。
大切にしましょう。



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2014年07月06日

映画「世界が食べられなくなる日」の現実化

あの「枯れ葉剤」を散布してつくられた大豆を食べる気になりますか?
トウモロコシを原料とした食用油、トウモロコシを食べて育った牛豚
を口に出来ますか?

知らぬ間に、少なくともテレビ新聞等では一切問題とされないうちに、
これらが現実のものになってきています。

友人Hさんからのメールで、
農林水産省および環境省が
「遺伝子組み換えダイズ、ワタ及びトウモロコシの第一種使用等に関する
審査結果についての意見・情報の募集(パブリッックコメント)」

を行なっている(今週金曜日7月11日締め切り)
ことを知り、

恥ずかしながら初めて「種子会社からの申請→農水省の承認」という
虚構システムを知りました。

遺伝子組み換え作物の輸入量が世界一ということは憂慮していましたし、
このブログでも何度か触れてきました。
「TPPは農業問題?」(2012年12月6日)
「遺伝子組み換え作物」(2013年2月2日)
「TPPの核心」(2013年7月21日)

しかし、国内栽培でもこれだけジワジワと進められてきているとは。

「第一種使用等」とは、
環境中に遺伝子組換え生物等が 拡散することを防止するための措置
(拡散防止措置)を執らないで 行う使用のことで、
つまり種が飛散して自然交配してしまう危険があるということです。

承認までの流れとしては、
モンサントやダウ・ケミカル、デュポンといったバイオ会社が農水省に使用許可を申請
→農水省が生物多様性影響評価を学識経験者から参考意見を得て審査
→パブコメを経て申請許可
となっています。

農水省は2009年8月28日以来これまで、十数回に渡って、
枯れ葉剤耐性やBt毒素の遺伝子組み換え作物いついての
隔離圃場での試験用、さらに栽培食用飼料用への申請を
承認してきています。

「食の安心安全」って、ナンだ!?
有機JAS規定なんて意味ないじゃないか!

農水省の審査は、
遺伝子組み換え作物の人体や環境へ実体的な危険性についての実験審査
では全くありません。

またパブコメも、
過去に専門的に意見情報を投稿してる個人団体も多数いらっしゃいます
(例えば、生活クラブ)が、「問題なく承認」されてきています。
まさに「ブラックボックス」への投稿です。

これこそ重大な問題ですが、
それに対しての批判が今回の目的でないので、
話を遺伝子組み換え作物の危険性に戻します。

前記農水省サイトにある申請リストにある形質について。

アリルオキシアルカノエート系除草剤とは、
ベトナム戦争で使われた枯れ葉剤の一種2,4-Dです。
チョウ目害虫抵抗性とは、
殺虫毒素(Bt毒素)を遺伝子の中に組み込んでいるということです。

枯れ葉剤耐性遺伝子が組み込まれてると、
作物に除草剤を散布してもその作物は枯れず他の草だけが枯れてくれます
から、極めて便利!
ということは使用量も格段に増えることに。

枯れ葉剤を散布した作物を口にするという恐ろしさ、
散布された農薬が土・水・大気を通して拡散する恐ろしさ
があると言うことです。

Bt毒素を組み込んでいるということは、
その作物を食べた虫が死ぬ
つまりは種・作物自体が殺虫剤。

こんなトウモロコシ食べられますか?

Bt毒素は虫には致命的でもほ乳類には無害だとされていますが、
Btトウモロコシを2年間あたえたラットでガンなどの主要が発生したという
研究もあります。

フィリピンでは大勢の農民が、それを食
べて下痢するなど健康被害を実感し、懲りてしまって、栽培はしても、もう誰
も食べようとしないと言います。
(「失敗の10年―GMコーン に騙された農民たち


実際には家畜飼料用が大半でしょうが、
カナダの調査では、一般的な食事をしている妊婦の93%の血液から
Bt毒素が検出されています。
トウモロコシ→家畜→人体
と蓄積されていくものと考えられます。

では、私たちはに何が出来るのでしょう?

フランスでは遺伝子組み換えトウモロコシの栽培禁止を今年5月に法制化しています。
遺伝子組み換え作物遺伝子組み換えバイオ企業があるアメリカですら、
反対意見の多さに承認を保留しています。

やはり決めては消費者の意見(拒否)です。

ここ一週間これについて本を読み返したりネットで調べたりして、
この国の行政のデタラメさ、
重要だけど不都合なことは伝えないマスコミのデタラメさに、
怒りと失望を覚えました。

でも、そうは言っていられない。

今はネット時代。
パブコメに反対意見を投稿する小さな行動からスタートし、
皆で情報を拡散し(「一日一善」ならぬ「一日一伝」)、
行政の重い腰を動かさないと。
今回のパブコメ投稿先はこちら、11日迄です。

それにしても、
原発もそうだが、この手の問題は難しい。
反対派と推進派が必ず存在する。

「みんなが幸せ」「地球との共生」「持続可能性」
の物差しで観れば、結論は明らかなのだが、
「自分たちの欲」「目先の便利」を強く主張すると、
原発も遺伝子組み換えも推進になってしまう。
posted by ナッツ at 03:52| Comment(0) | TrackBack(0) | その他雑感

2014年06月26日

サッカー、ワールドカップ

1分け2敗という残念な結果に終わったなかで、
やはり本田選手は凄い
と思った。

クラブチーム、そして代表チームでの直前の親善試合と、
不調だったのに、本番ではしっかり機能していた。
第2戦ではマン・オブ・ザ・マッチにも選出されている。

彼は所謂エリートではない。
人の何倍も努力して今の地位に居る。
しかも、小学校卒業文集に書いた「セリエAで背番号10」を現実のものにして。

ガンバ大阪ジュニアユースからユースチームへの内定をもらえないために
進んだ星稜高校では、
走力不足を補う為に、
陸上部の友人にアドバイスを求め、陸上部の朝練にまで参加したという。

名古屋グランパスに入団後には、
同年代の選手達と距離をおいているのを観てコーチが理由を尋ねると、
「僕と彼らでは目指すところが違いますから」
と答えたという。

本田選手にはこういった逸話が多い。
目標を設定し、それに向かって努力「し続ける」力が桁外れに凄い。
だからこそ、本番でも力を発揮出来るのでしょう。

WBC監督に就任した小久保氏が、
「上手い選手よりも強い選手を選んだ」
と言っていたのを思い出す。

メンタルの強さは、
「弛まぬ努力」によって培われる。

努力して悩んで得られた結果によってこそ
「ここぞと言う時にモノを言う自信」に繋がる。

本田選手を観て、改めてそう感じた。

是非、4年後のロシアでのワールドカップで大活躍して欲しい。

他方、同じく非エリートでありながら努力し続けて
(柿谷選手と比較して「亀が兎を追い越した」とさえ表現される)
マンチェスターUに所属する香川選手は、
力を発揮できずに終わってしまったのは残念。
是非とも復調して次回は活躍して欲しいと願う。

選手の皆さん、おつかれさまでした。

posted by ナッツ at 21:29| Comment(0) | TrackBack(0) | その他雑感

2014年05月11日

今日は11日

毎月11日は東日本大震災の日です。

地震・津波と原発。
天災と人災。
復興作業や今後への教訓として、二つは分けて考えなければなりません。

フクシマの原発問題の陰で、
岩手県を中心とした地震・津波による被害及び被害者の気持を忘れてはなりません。

因に「フクシマ」との表記は、世界的に、原発災害があった地名との意味が含まれるそうです。
「ヒロシマ」「ナガサキ」が原爆投下地名と理解されるのと同じように。

このフクシマに関して、
安倍氏は東京オリンピック誘致の場で、
世界に対して嘘を発信してしまっています。

恥ずかしいことです。
首相自らが日本を辱めている。
チェルノブイリ事故後に事故を隠蔽して国際的に非難されたソビエト(当時)以下です。

国内ではこれが「まっかな嘘」であることは周知の事実ですが、
この嘘をドキュメンタリーで告発しているドイツ記録映画があります。
もう他で知っている、観ているという方もいらっしゃると思います。

ちょっと長いけれど必見です。

フクシマの嘘
https://www.youtube.com/watch?v=8MZKxWLruZQ

その弐
https://www.youtube.com/watch?v=8wCehe0iaKc

その参
https://www.youtube.com/watch?v=-VrJ4DlwyEk
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2014年05月08日

アーサー・ビナード氏講演会

今年の5月3日は、
例年とは異なる憲法記念日でした。

憲法の三原則(国民主権、基本的人権の尊重、平和主義)の一つである
平和主義(第9条)を、
一政権が改正手続きを避けて解釈変更によって骨抜きにしようとしている時期です。

朝のテレビ番組でも各局がこぞって集団的自衛権の是非を取り上げてました。

言葉遊びが好きな安倍氏は、
積極的平和主義
なる言葉をつくり出して戦争参加を肯定しようとしています。

誰もが否定出来ない「平和」という言葉を入れるところがミソ、ペテンです。
平和という言葉を使いながら、国を戦争に向かわせている。

積極的平和主義
責任野党
地球儀外交
価値観外交
等々

彼はキャッチコピーだけは上手です。
そういう「おともだち」がいらっしゃるのかもしれません。
「おともだち」で周りを固めるのが好きな方ですから。

さて、本題です。

アーサー・ビナード
という人をご存知ですか?

職業は詩人、俳人、随筆家、翻訳家。
その著作や発言から、「ことば」への洞察力が鋭い方であることが判ります。

ビナード氏の講演&対談があります。
5月27日(火)18:45〜 大田区民ホール(蒲田駅徒歩3分)

公演のタイトルはズバリ
「だまされない日本人になろう」

対談テーマは、
原発、集団的自衛権、国家戦略特区、秘密保護法etc…

詳細は下記をご覧下さい。
https://www.facebook.com/enpawa

私は氏のことを昨年10月に友人Hさんから聞いて初めて知りました。

昨年10月に消費税についての言い回しが変わってきたことを
このブログに書いたのに対して、
「言葉の裏側」絡みでビナードさんのことを教えてもらいました。

例えば原発再稼働。
その時のメールから抜粋して氏のコメントを紹介します。

「最近、ニュースで言い方が変わったことに気づきましたか。
原子力発電所の 「再稼動」 とは言わなくなった。
「運転再開」 って言うようになりましたよ。
大阪や東京に住む私たちにとってはありがたい言葉。
人身事故が鉄道で起きていて「運転再開」はカミサマありがとうって
気持ちになってしまうくらいになる。
国会前のデモで「再稼動反対」って言ってるでしょ。
「反対」じゃ困る人たちがテレビの向こう側にいるんですよ
だからテレビは見なくていいんです」
(抜粋おわり)

言葉って怖いですね。

何気に耳にしている言葉の持つイメージ、ニュアンス。
これを意図的に使って誘導洗脳することが可能です。

情報活用能力(今風に言えば「情報リテラシー」)を身につける為に、
大手マスコミでは判らない裏側を知る為に、
参考になること間違い無し。
しかも話がすこぶる面白い!

興味あるけど行けない、という方はこちらをどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=K7_-8XT418w
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/104977
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/128564

氏は、何故か青森放送「サタデー夢ラジオ」に月一回のパーソナリティとして
出演しています。
往復新幹線利用とのことなので、何時か会えたらいいなぁ〜
とミーハーな事を考えちゃいます。
posted by ナッツ at 04:19| Comment(0) | TrackBack(0) | その他雑感

2014年04月11日

WEBサイト、フルモデルチェンジ

すっかり遅くなりましたが、
WEBサイトをフルモデルチェンジしました。
http://natsubori.com/

従来通り、
商品を売る場ではなく、
りんご栽培、農園の様子、私の考えていること
を一覧できる場としてつくりました。

作業や園地の写真を沢山ご紹介しています。
ご覧になってみてください。

また、このブログも
アップデートな話題、園の様子をご紹介する場として続けますので、
宜しくお願いいたします。
(ここのところ、サイト作成と畑作業で手一杯で更新出来ず、失礼いたしました)

なお、作成にあたっては、友人N君にかなりお世話になりました。
N君の助力なしでは作成出来ませんでした。
ありがとうございます。
posted by ナッツ at 00:09| Comment(0) | TrackBack(0) | その他雑感

2014年02月26日

パコ・デ・ルシア氏死去

19歳の時からずっとファンだったフラメンコギタリスト
パコ・デ・ルシア
が亡くなった。

HP作成作業の合間に、ふと思いついてパコのCDを聴き、
「もう何年もコンサート行ってないなぁ〜、
 そもそも来日公演してるのかも最近はチェクしてないな」
と思って「パコ・デ・ルシア」で検索したら、

「パコ・デ・ルシア氏、死去」

の文字が眼に飛び込んで来た。

ナニそれ!?
と思わず息をのんで良く見ると、
NHKやら読売新聞やら朝日新聞やらが、
2〜3時間前に相次いで配信している。

滞在先のメキシコで心臓発作だそうだ。
享年66歳。

これも「虫の知らせ」と言うのだろうか。

東京在住の頃には、
来日する度と言っていい程に公演を聴きに行った。
まだ小学生の子供を連れて家族で聴きにも行った。

もう、生で聴けないんだ…

ここ数日、
確定申告準備やHP作成準備、
はたまたその前準備としての部屋整理の為に
酒をやめてたけれど、

今夜は、酒を吞みながらパコを聴いて冥福を祈ろうと思います。
スペインワインの買い置きは無いので、日本酒でですが。

ご存知の方も少なくないかと思いますが、
タイプの異なるライブ演奏を3つご紹介します。

先ずは、アルディメオラ、ジョンマクラフリンとの
三大ギタリスト夢の競演ライブから、
地中海の舞踏
初めてパコを聴いたのがこの曲で(LPアルバムで!)、即ハマってしまった記念すべき曲です。

次に
アランフェス協奏曲
クラシックの名曲をフラメンコギタリストが演奏するというので物議を醸しました。
(交響楽団は「カダケス・オーケストラ」というマイナーな楽団で、演奏後も賛否両論がありました)
パコも楽団も素晴らしい演奏だった証拠に、
演奏終了後にこの曲の作曲者ロドリーゴがパコに歩み寄るシーンが映っています。

最後はやはりフラメンコで。
(約1時間と長いですが、30分頃からフラメンコダンスが入ります 笑)
http://www.youtube.com/watch?v=PpxpiyRGQEY

posted by ナッツ at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | その他雑感

2014年02月13日

ようやく青森に戻ります

31日午後に青森を発って、
東京→関西(京都・大阪)→東京
と2週間近く留守にしていましたが、
これから青森に戻ります。

娘とガーラ湯沢にスノボしに行ったり(二人とも初体験!)、
関西では、
比叡山・無動寺に参ったり、
知人に会ったり、
久々に新体道の稽古に参加したり。
知人が働く奈良県宇陀市の酒蔵(久保本家酒造)の直営店(梅田のかっぱ横丁内)
にも行ってみました。
これがすこぶるイイ!酒はもちろん肴も。

速読授業があった土日は、
前日からの大雪で酷い目にあいました。

みんな、「夏堀が青森から雪を持って来た」と言いますが、
私は関西から来たので、違うんですけどね!

昼前に青森に着きますが、
今日は部屋の整理に終始して、畑へは明日行きます。

東京駅待合室にて。


posted by ナッツ at 07:26| Comment(0) | TrackBack(0) | その他雑感

2014年02月08日

樹、枝、葉、根、全て繋がっている

眼に見えない地中の根、
実は幹はもちろん全ての枝と繋がっています。

主枝をいきなり付け根から切り落とすと、
主枝はもちろん主枝から出ている沢山の枝と繋がっている沢山の根が
死んでしまいます。

その結果、根全体が弱ってしまい、
樹全体が弱ってしまうこともある程です。

そして葉。
末端の枝に着いている葉が枯れてしまうと、
その枝は勿論、その元にある枝葉も枯れてしまいます。

木村秋則氏は、
「大枝が本店で、末端の枝葉が支店、従業員、お客さん、
末端を大切にしないと本店が倒れる」

と、畑を訪れた日本を代表するある企業の社長に話したことがあるそうです。
その後その会社はアメリカで謂れの無いバッシングを受け、
バッシングを乗りきった社長から感謝の手紙が届いたそうです。

日本を一本の樹と考えると、
東京は大枝、地方は小枝です。
大消費地首都圏(都会)と(農林水産は勿論工場が沢山ある)生産拠点地方は、「共生関係」にあります。
地方を切り捨てて、東京や日本の繁栄存続はありません。

原発事故は未収束、
福島や岩手の復興も目処が立たない、
といった状況で、

「東京を世界一の都市に」
「史上最高のオリンピック・パラリンピックで東京の魅力を世界に発信」
などと開発優先の一昔前と思える政策を掲げている舛添氏の気持が
僕には理解できません。

東日本大震災直後から被災地に自ら物資を届けるなどしていた
細川夫妻の方が信頼できると私は思います。
机上だけ、口先だけ、の人よりも、
現場に駆けつける行動力のある人、現場を知っている人を信頼します。

細川氏と舛添氏。
HPでその政策を読み比べてみれば判ります。
字面だけでなく、行間から垣間みられるものも含めて。

地味だけれど地に足がついたものと、
勢い優先のもの。
行間をも読み取りましょう。


スミマセン。
ついつい都知事選の話になってしましました。

農家になって
植物をはじめとした自然界の営みを観察したり勉強したりしていると、
人間界にも当てはまることが沢山あると感じます。

posted by ナッツ at 19:49| Comment(0) | TrackBack(0) | その他雑感

2014年02月06日

魂の叫び

細川立候補の応援に駆けつけた、
南相馬市長 桜井勝延氏の応援演説です。

誰の応援ということを離れて、
震災からもうすぐ3年経とうとする今、必聴の演説です。

9分間の短いものです、とにかく聴いてみてください。

http://www.youtube.com/watch?v=X5rkGNmgpfg

posted by ナッツ at 10:21| Comment(0) | TrackBack(0) | その他雑感