昨日13日は朝から風が強く昼前から吹雪となりました。
視界が悪く、畑や倉庫のある浪岡への道も渋滞なので行くのを止めようか
とも思いましたが、どうしても発送しなければならないものが有ったので、
倉庫にだけは行って荷造り発送作業をしました。
昨日今日と、最高気温約2℃と気温が高い訳ではありませんが雪質は湿雪。
雪掻きしていても重くてやり辛く、枝折れが心配になります。
今年は重い雪が多いです。
さて、4日の熊野古道中辺路(湯の峯温泉〜継桜王子)を書きたいと思います。
8時過ぎに旅館を出発。
熊野古道中辺路の中でも「山中を歩きたい」という私の希望に、
旅館の方が「それならこのルートですね」と教えていただいた
「赤木越」ルートを進むことにしました。
先ずは湯の峯温泉街です

古道入口はこんなです。
うっかり通り過ぎるところでした。

こういう道ばかりだと楽なのですが、

このような急な道が結構あります

延々と続く急な斜面を登っていると額から汗が滴り落ちる程になります
結構急な斜面にも杉林が

角度を変えて見ると、きちんと間引きされています

途中陽が当たらない斜面では、
正午過ぎでも霜が融けずに残っていました

食事も摂らず、写真撮影や給水時の小休憩以外は休まず歩き続けること6時間。
「継桜の王子」まで辿り着きました。

ガイドブックでは所用時間8時間超の行程ですから、ちょっと自慢。
普段広いりんご畑を歩き回っている農家の面目躍如です 笑。
あいにく「継桜の王子」の社は改修工事中でした。

和歌山入りの前に連絡を取り合って、
田辺在住のお客様K.I.さんとN.I.さんに途中まで車で迎えに来て
いただくことになっていまして、
この日も出発する旨メールして歩き出した後、
直ぐに携帯圏外になって連絡出来ずに心配もしましたが、
正午過ぎに電話が通じて一安心。
午後からお仕事を休んでくださったお二人が来れるのが2時半頃、
私もその頃「継桜の王子」に着きそう、
「継桜の王子」の後は古道と言ってもほぼ平坦な舗装道路が続くだけ、
ということで「継桜の王子」でピックアップしてもらうことになりました。
新宮でのTさん同様、この日のK.I.さんN.I.さんもお会いするのは初めて。
嬉し恥ずかしの初対面でした笑。
N.I.さんの運転で白浜町の温泉へ。
後で思いましたが、
温泉および電気風呂で直ぐに脚の疲れをほぐしたのは効果大でした。
その後、N.I.さんのご主人、
そしてご主人の高校時代からの友人で、みかん+梅農家のOさんも加わって、
田辺駅近くの居酒屋で親睦会。
和歌山の海の幸、山の幸、地酒を堪能しました。
なかでもやはり、海の幸ですね。
まぐろ、太刀魚が美味しかったし、
近海の限られた場所でしか獲れないこの時期の鰹がまた美味で!
身質が「とろっ」「もちっ」として何とも言えません。
そして、0さん。
なんと平成10年から無農薬でみかんと梅をつくっていらっしゃる方なんです!
無(低)農薬果樹栽培談義に花が咲きました。
更にサプライズがもう一つ。
K.I.さんN.I.さんと知り合うきっかけとなった東京在住のMさんが、
偶々帰省していてお店に駆けつけてくれました!
ここで、K.I.さんN.I.さんMさんとの「馴れ初め」を説明すると、
私の大学時代の友人N君→N君の奥さん→奥さんの会社のMさん
→Mさんの故郷の友人K.I.さん→その友人N.I.さん
という繋がりなんですね。
おもしろいですね〜。ありがたいです。
美味しいものに目がない故郷の親友K.I.さんに紹介してくださったMさん
「このりんご、生きてるゥ〜!」と仲間に紹介してくれたK.I.さん
それに即反応した、りんご大好きのN.I.さん
ありがとうございます。
初めて会うというのに、この日は遠慮なくN.I.さん宅に
泊めていただいちゃいました。
翌5日は、N.I.さんご夫妻と前述Oさんの園地を訪ねてお話を聞かせていただき、
その後N.I.さんご夫妻とランチ。
廃校になった小学校校舎や校庭を利用した施設
「秋津野ガルテン」の一部、
地元のお母さん方がつくるスローフードバイキング料理を提供する農家レストランで。
美味し過ぎて食べ過ぎました笑。
紀伊田辺駅まで送っていただき、
調べてた訳じゃないのに10分後に来た「特急くろしお」で大阪に向かいました。
3泊4日の和歌山滞在も終わりです。
初めての和歌山、堪能しました。
今度は奈良から険しい小辺路を歩いて十津川経由もイイかも笑。
大阪では、先ずは定宿「新大阪サンプラザホテル」にチェックイン。
新大阪駅からJR京都線で一駅の東淀川駅から徒歩「30歩」(私の場合 笑)と便利で、
机が広くて照明も目に優しい「ヤマギワのバイオライト」でデスクワークがし易く、
ズボンプレッサーも各部屋にあります。
荷物を置いただけで梅田に戻り、
かつての武道仲間3人(うち2人はお客さん!)と、メンバーのMさんの案内で、
うどん文化の大阪では珍しい美味しいお蕎麦屋さん
「松林」へ。
蕎麦はもちろん肴も日本酒も美味しく、大将も楽しい、
すてきなお店でした。
(蕎麦は二八と十割があります)