16日で「弘前ふじ」完売となりました。
と言うと景気良いように聞こえますが、収穫量が僅かだからなんです。
弘前ふじだけでは ご注文に応え切れず、
中生種(ジョナゴールド、北斗)で熟すのが早いものを選り捥ぎして
少し混ぜさせていただいて何とか対応できました。
この弘前ふじ収穫で大活躍したのが、
6月に摘果お手伝いに来ていただいた「ルチェンテ」スタッフとお客様。
「自分たちが摘果したりんごの成長した姿を見たい!
できたら収穫したい!」
との要望で急遽来園が決定。
残念ながら日程上来られるのが3人のみでしかも10日(火)の日帰り。
それならばと、他の作業を優先して弘前ふじ収穫を予定より数日遅らせて待っていると、
天気予報が前日に急に変わって10日は朝から雨。
通常私は雨で濡れたりんごを収穫しません。
作業して雨に濡れるのが嫌なのもありますが、
選果発送時に拭かなければならず手間がかかるからです。
でも今回は折角収穫の為に青森まで足を運んでくれるのですから、
雨天決行です。
(収穫を遅らせている上に、後日これを一人でやると更に遅れてしまう、
という私の都合もありますが)
ゴアテックス合羽を着て作業開始。
穫ったりんごは手かご(青色)に入れます。

それを私が17〜8k入る箱に詰めていきます。
下にシートを敷き、もう濡れているのですが一応ブルーシートを被せます。
(背中を向けているのが私)

3人の今回のもう一つの目的は、猫の「北斗」。
6月に来園した時に皆さんにたくさん可愛がってもらいました。
北斗も憶えていたのか再会したとたん甘えモードに。
小屋に置いとくのもナンなので、作業近くでりんご箱で雨宿りして一緒にいました。
箱の上のりんごは、樹に擦れるなどした傷果です。

無事収穫を終え、軽トラックに積み込み。
この後車で3分ちょっとにある倉庫に搬入も完了。

収穫完了の達成感ではしゃぐメンバー(ほんの一時雨が上がって)。
今回弘前ふじが届いた皆さん、収穫したのは彼と彼女らです笑。

遅めの昼食をコンテナ内で食べ、
「北斗」と存分に戯れて、
夕方私の行きつけの温泉に浸かって18:24新青森駅発の新幹線で帰途に。
始発に乗っていらして朝9:49からの約8時間半の青森滞在。
ありがとうございます。
楽し過ぎてホームで見送った後は心にポッカリ穴が空いてしまいました。