2013年08月01日

今日から8月

ということは、
このブログを始めて丸2年、満2歳となりました。

当初から読んでいただいているお客様、
途中から読み出してくださったお客様、
どうもありがとうございます。

さて、
大豆播きが、無農薬園地の一部を除いて昨日完了しました。

と思いきや、
今日畑に行って見回ってみたら、
昨夜の雨で、昨日や一昨日に播いた大豆が処どころ顔を出してます。
雨で土が締って大豆が顔を出しちゃったようです。

こんな感じです。
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あまり露出が多いと乾いてしまうので、
見回りながら、少〜しだけ土を被せて、軽く手で鎮圧しました。
(発芽には水分が重要。それだけに昨晩の降雨は正に天の恵みでした。)

ちょうど一週間前に播いた、苗木赤ちゃんの株もとの大豆はこんなです。
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まだ本葉には至ってませんが、
順調に発芽して来てくれています。

大豆は元々発芽率が高いからこれくらいは当然!?
播くのが遅かったので、
むしろ問題はこれからどれくらい成長して根粒菌を根に着けてくれるか
が問題です。

見落としてた成木2本の周りに大豆を播き、
無農薬園地の苗木への播種も完了しました!
また無農薬園地内も大分整理しました(雪囲いや支柱など)。

これでサッパリ。
明日から薬剤散布を行なうことにしました。

畑からではありませんが、夕焼けこんなです。
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こんな夕焼けが見られるとは、明日は晴れですね!
予報によると、明日からの「ねぶた祭り」期間中は高確率で晴れるようです。
数日間、早朝(5時頃から9時くらい迄)は薬剤散布になります。

ということで、おやすみなさい。
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2013年07月29日

成木周りの大豆撒き、その他

今日(7月29日)は、成木周りの大豆撒きをひたすら行ないました。
途中摘果もちょっとしながら。

昨年は、大豆撒きを、
苗木(1〜4年生)だけは頑張ってやりました。

枝豆や大豆で勝負しようと思っている訳でなく、
樹の肥料(大豆等豆科植物は空中窒素を固定する根粒菌を根に共生させる)として
播いているので、
如何に上手に手抜き?出来るかもテーマでした。

おかげで、不耕起その他、どれくらいいい加減でも大丈夫なものか、
判りました!笑

今年は、昨年の経験のおかげで
(目的と照らし合わせて、どれくらい頑張れば良いか、手を抜いて良いか)、
良いペースで仕事が捗っています。

どうせ初心者。
考える前にやってみる、やりながら工夫する、
というスタンスを心がけています。

ところで、
同じ作業ばかりだと、集中力が落ちるのと、
目に入ると手が動いてしまう、りんご農家の性で、
途中摘花作業も適宜交えています。

そのいい加減な二番摘花作業中、いろいろなものが見えてきました。

うれしいことに、結構、葉が綺麗です!
病気にやられずに頑張ってます。

以前(昨年、そして拙いHP末)ご紹介したことがあるように、
黒星病その他に罹患した部分を落としてしまう葉が結構あります。
こんなです。
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虫は葉の渕を食べますし、穴の切り口が肉眼でも判る程にギザギザです。
ですが、上記2枚の写真の葉は、葉の真ん中寄りで、穴の渕も滑らか。
つまり原因は虫による捕食ではありません。

穴が開いていても、葉自体は至って元気でしょ!
(色、艶、大きさなど)

病気が進むと、葉全体が黄色くなります。
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これは、褐斑病です。
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とにかく、黒星病、斑点落葉病、褐斑病その他、
病気は散見されるけれど、葉や実がそれに勝っている。

罹患部分を落として、葉自体はきれいに復活、
ということが多いようです。

今は、大豆撒き、二番摘花、そして6月下旬の第3回目以来行なっていない薬剤散布、
と作業が立て込んでいます。

この状況
 ・葉がきれいで病害虫にやられていない
 ・雨が多くて散布してられない
 ・大豆撒きや二番摘花が…
 ・実は、持病の痛風発作が右足中指→同親指→左足中指
   と移ってきて、薬剤散布するにはフットワーク軽く歩けない

を考えて、せめて一部はこのまま「3回散布」のままにしてみよう!
と企んでいます。

話変わって、途中こんな実も。
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まだちっちゃい頃に虫にかじられた実です。
直ぐ近くに立派な実がある場合は別として、
こういう実は積極的に残しています。

直ぐ近くにある実の弦が、これよりも細い場合には、
このような虫食い果の方を残す程です。

虫に喰われたり、病気(黒星病)に一部やられたりしながら、
そこを修復して熟した果実は、独特の美味しさがあります。
修復しようとして、養分を沢山注ぎ込むからと思われます。

シーズンパックなどにお入れしたら喜ばれるし、
(ご希望に応じてお入れしたり、説明書と一緒にお入れしちゃったり)
ジュース加工に混ぜたらジュースが美味しくなる。

そういう目論見で大切にしています。
一般店舗には絶対出ない商品ですね!

最後に、今日の夕焼けです。
岩木山は雲がかかっていましたが、日が沈む岩木山の南西は晴れていました。
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2013年07月27日

大豆播き

昨日の記事でも書いたように、
苗木(低農薬園地、無農薬園地、共に満2〜4歳) 周りに大豆を播きました。

具体的な作業の手順は、
1、雑草(という言い方は好きではありませんが)を刈る。
  予め草刈機で刈ってはありますが上部(地面から5センチ位)だけです。
  大抵根を張っているので、その根を切ることが重要でありかつ苦労するところです。
  道具は鎌です。

2、と同時に、土を若干掘り返し、
  そこを足で踏む(鎮圧)。
  
  この鎮圧は、経験上(少ないけれど)重要です。
  どうも、鎮圧によって土の粒子が締って、
  保水と水はけのバランスが良くなるように感じます。

3、大豆(種)を播いて、土を被せ、足で踏みます。
  土が締っていることで水分は土粒子の間に存在し続け、
  種はその水分を吸収して発芽、成長します。

先ずは作業前
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作業1、2をしました。
草の根を切りながら若干土を起こし、その穴を鎮圧し、そこに大豆を播きます。
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作業3、土を軽く被せて、足で踏みます。
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時には、草の根がキツくなく、土が柔らかくて掘り易い時があります。
  (作業がやり易いし、そういう処では大豆の効果が出易い)
そんな時は、大豆量を多くしちゃいます。

依怙贔屓ですね。
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苗木周りに大抵(90°間隔で)4ヶ所播きます。
播き終わった後はこんな感じです。
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大豆を播いた処はちょっと凹んでいます。

少し凹んでいる分、そこに雨水は勿論、朝露が溜まって、
余程でない限り水不足にはならないでしょう。

大豆収穫が目的ではないとはいえ、ちょっと遅過ぎ。
しかも暑くない。
こんな条件でどう育ってくれるか、これも実験です。

昨年は摘果作業の合間に大豆を播きました。
でも大豆(枝豆)収穫は、りんご収穫および樹の世話で出来ませんでした。

今年は、その経験を踏まえて、
「目的は大豆収穫にあらず、大豆の根が共生する根粒菌による地中への窒素供給にある」
と割り切って、ちょっと遅いこの時期に播いてます。

結果を、一緒にワクワクしながら待ちましょう!
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2013年07月26日

自家製苗木の手入れ

摘果最優先のために後回しになり、
そのご腰痛の為に後回しになっていた、
自家製苗木の手入れをしました。

具体的に言うと、
畝間および株間の草取り、
台木部分(接ぎ木した穂の下、台木部分)の脇から出てきた枝葉の切除
接ぎ穂の芽から出てきた新梢の一本化
です。

先ずは作業前の様子
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畝の間、株(苗木の赤ちゃん)の間の草を刈った満0歳児の苗木です
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さらに、台木部分の脇から出てきた細い枝葉を切除します。
養分を、接ぎ穂の芽から出てきたこれから苗木として育てて行く新梢に集約する為です。
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アップで見ると
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私は、接ぎ穂(台木に接ぐ穂先。この穂先の特性が、これから成長する樹の特性となる)
に芽が2つ入るようにして、接ぎ穂をカットして接ぎます。

接ぎ木の腕に自信があり、
限られた接ぎ穂から沢山の苗木をつくりたい場合には、
芽一つだけで接ぎ穂をつくる方もいらっしゃいます。

大抵二つの芽両方から新梢が出てきますが、
私は、何かのときの為の保険として、芽2つにしてます。

二つの芽、両方から新梢が出てきたら、
どちらか一方を切除します。

大抵、上の芽から出た新梢の方が、
真っ直ぐ上に伸びるようで、大抵は上の芽からの新梢を残します。

さっきのを、下の芽からの新梢を切除すると、こうなります。
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38本、全部終わりました。
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角度を変えて、かつアップで3本を斜め横から
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この後、さらに、
これも遅れに遅れていた、大豆種播きをしました。

上記の自家製苗木0歳児はもちろんのこと、
同じ苗木畑に植えてある1〜3歳児、(以上完了)
さらには、園地内、成木古木の間に植えてある2〜3年苗木(これは途中)も。

無農薬園地では、クローバーの種1キロをバラ播きしました。

6時過ぎから雨がパラパラしはじめ、
7時前には、文字通り雨。
播種後の雨、予報を見て狙っていたとはいえ、グッドタイミングです。
大豆の芽が出る数日後が楽しみです。

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2013年07月17日

草刈り

17日は草刈りDAYとしました。
この時期に草刈りをするのは4年間で初めてです(これまでは9月以降のみ)。

目的の一つは、ヨモギ刈り。

もう高いものだと人の肩くらいまで育っている、
もう少しすると木のように硬くなる、
そして何よりも、
塩崎弘前大学名誉教授がその著書の中で、
ヨモギは林檎の根の生育を阻害する働きがある
と書いていたからです。

園地内には処どころにこんなヨモギの大群が。
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乗用タイプの草刈機で刈ると、
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あ〜、さっぱり!

もう一つの目的は、
遅くなりましたが、樹の周りに大豆やクローバーの種を播くため。

当農園は、堆肥も含め完全無施肥。
そこで、地中窒素を増やすために、
根に根粒菌(空中窒素を固定してくれる)を共生させる豆科植物として、
大豆(映画「奇跡のりんご」でも木村さんが播いてましたね)とクローバーの種を播きます。

判ってはいたけれど、昨年までは手が回らず。
自生していたクローバーが年々増えていたから良しとしていました。

今年は、関東でも7月半ばまで播いて大丈夫という超晩生種の大豆を、
収穫目的ではなく緑肥としてだから遅くなったけど良いかと、
播くことにしました。

そういうわけでの、樹の周りだけ草を刈りました。
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養分を吸収するのは根の先の方にある細い毛根です。
そして、枝が張ってる範囲だけ地中でも根が伸びているものなので、
枝の下辺りの草だけを刈っています。

これを観たら、隣りの0さんに
「夏堀〜、おまえまたハイカラなこと始めたな」
と言われそうだなぁと思いながら刈りました笑。

Oさんは、私が変わったことをしてると、
「ハイカラなことをしてる」
とふざけて言うんです。

同じく樹の周りを刈ったあとです。
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残った所に生えているのは、
ナガハグサの一種(沢山種類があるようです)です。

イネ科植物で背丈が高くなり脚立に絡まるので、
昨年までは嫌がっていたのですが、

やはり塩崎教授が著書の中で、
紋羽病(根に着く菌体で、若木のうちは良いが10年くらいになると樹が枯れる)の
予防改善に効果がある、
と書かれているので、大切にすることにしました。

当農園の紋羽病のあるエリアです。
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原っぱの上、左側に大きな林檎の樹が見えますね(中央はそのもっと奥にある雑木林です)。
此処が、この傾斜面のてっぺんで、かつうちの畑のてっぺんです。
3本あって、左側にある大木が先日ご紹介した樹です。

紋羽病のために樹が無くて原っぱになってますが、
そこにナガハグサが沢山生えています(クローバーも)。
アップで観てみましょう。
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暫くはこのように放っておこうと思ってます。
手が回れば、枝豆や大豆を植えたいんですけどね。

さて、園地内にはいろんな草が生えています。
そのほんの一部をご紹介しましょう。

ギシギシ(タデ科属)です。
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肥料っ食いで成長が早く、
種を落として繁殖力も強いので、
農家さんには嫌われるものの一つです。

Oさんによると、
林檎栽培が出来なくなって樹を切り倒した園地では、
このギシギシが数年はびこって肥料分が無くなると
ギシギシも減るとか。

確かに、写真のように、樹の近く、それこそ枝を張った少し先に
生えていることが多いんです。

前の持ち主が播いた肥料分がまだ残っているからかも。
私としては、余分な残留肥料を吸い上げてくれる大切な草かも、
とこれまた見方を変えた草の一つです。
それに、根が縦にのびて、土を柔らかくしてくれるんですよ。

次はオオバコ。
珍しい、ヘラオオバコもあります。
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うっかり機械で刈ってしまうところでした(浅く刈ってるからまた出てきますが)。
葉がヘラのように細長いからヘラオオバコと言うそうです。
6月にいらしたEさんHさんに教えてもらいました(お二人とも詳しいんです、特にEさんは)。

普通のオオバコはこうですね。
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さてさて、今年無農薬園地は大変なことになっています。

昨年に続いての、ネズミ食害、雪害で、
まともに残ってくれてるのは10本あまりのみ。

そして、ヨモギがグングン増え、そして逞しく?育っちゃってます。

このヨモギを完全に刈ってやりました!
草刈樹でヨモギの林の中を突き進みながら撮りました。
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全部刈り取って、あ〜さっぱり。
でも、りんごの樹はチラホラという寒々しい光景。
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残った10本には病害虫が着かず、
酢の散布も延ばし延ばしで今年は何と、酢を1回も散布してません。

でも葉っぱはキレイです。
10本中2本残った貴重な紅玉です。
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樹が少ないから病害虫も発生しにくかったのか?
嬉しい結果ですが原因はわかりません。

今年はこれからここを、種を播きまくってクローバー畑にします。
元々クローバーも有りますが、もっともっとクローバーを殖やします。
苗木を植えるのも結構な労力と時間がかかるので、
今苗木畑で育てている苗木を移植(定植)するのは、
土を整えながら来春とさらに翌春にする予定です。

今日頑張ってくれた草刈り機です。
先ず乗用タイプ。
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苗木(1年〜5年くらい)は、根元近くに種を播くので、
根元近くを刈り払い機で刈ります。
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草を刈っていると、バッタ・コオロギ類が驚いてピョンピョン跳ねて逃げます。
生涯初めての大事ですからね。
虫の聴覚ってどうなってるのか知りませんが、
音(空気の震動)を感じる力は人間の比じゃなくありそうですよね。

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2013年07月16日

摘果二巡目(一巡目補完)終了

今日、摘果二巡目が終了しました。

「ふじ」に入ってから自分でやった樹は、
7〜8割の完成度でやっていたので、

それ以外の樹を、
1年生枝の全摘、
2〜3年生枝の「中心果残し摘果」の見直し、
弱っている樹では樹の負担を減らす為に多めに摘む
(中心果でも大きいもののみ残す)、
という基準でサクサクと進めました。

今日は、果実の「摘み方」を写真でご紹介したいと思います。

私の場合、大雑把に2つのやり方があります。

その1
摘む果実の弦を人さし指と中指で挟み、親指の腹を摘む果実にあてます
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引っ張らずに、親指で果実を押し出す感じで
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最後はパチンと果実が落ちます(勢いが良いと飛んでく感じ)。
これを友人は、指パッチンの感じ、と表現してました。
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その2
摘む果実を中指・薬指に乗せ、人さし指を弦にあてます
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親指も弦にあてて人さし指とで挟み、
中指と薬指で実を握る感じにします
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さらに中指・薬指を絞めると、外れます。
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果実の向きや、手を伸ばした感じで、
使い分けています。
もちろん作業効率を上げるためには、右手も左手も同じように使える必要がありますね。

今後は、
実の成長具合を観ながら(成長の弱いものは摘む)、
樹や枝の元気さ、
実と実の間隔、
今年を最後に更新する(切除する)枝なら沢山成らせて、
来年も成らせる枝ならキツメに摘んで枝の余力を残しておく、
等々を勘案しながら、最終的に成らせる実を絞って行きます。
(最終摘果、お盆くらいまで)。

良く陽が当たるように支柱を入れる作業も併せておこなって行きます。
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2013年07月14日

摘果2巡目奮闘中

摘果2巡目進んでます。

1巡目トップバッター王林からスタート。
(1巡目も全部自分でやったもの)

続いてジョナゴールド。
昨日12日に撮った写真からご紹介します。
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ジョナゴールド4兄弟と、私の掌です!
枝によってはこれくらい混んだ状態のものもあります。
拡大すると、果実に雨水が…夜中に降った雨です。

夜中に雨が降ったものの、昨日は朝から快晴でした。
岩木山もこんなです。
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右手に見えるのは、当農園の「つがる」です。

摘果してると、「あ〜早く林檎食べたい!」と思っちゃいます。
お客様からも、「林檎の季節が待ち遠しい、季節を待つっていいですね」とメール戴きました。

摘果作業は手間がかかりますが、その分、
果実も樹も、「かわいい」「愛おしい」と感じられてきます。

「手間をかける」「手を焼く」「手塩にかける」…
「手」という文字を使いながら心情を現す表現って沢山ありますね。

最後に、今日午後の空です。
今日は晴れたり曇ったりでした(夕方気温がさがり、7時半ころから小雨)。
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2013年07月09日

摘果一巡目終了!

8日朝、摘果一巡目が終了しました!

5月31日にスタートし、
途中第2回目、3回目の薬剤散布と1回の東京出張を挟んで、
1ヶ月と1週間。

昨年に比べて開花が5日程遅れたものの、
5日早く一巡目を終えることができました。

この間、沢山の方々が手伝いに来てくださいました。
ありがとうございました。

ふじの摘果前です。
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中心果だけを残すとこうなります。
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因に、以前書きましたが、
1年生枝(昨年伸びた枝)に成った実は全部落とします。

2年生枝、3年生枝に成った中心果でも、
今くらいになると、小さい、弦が細い、が大分はっきりしてくるので、
それらは今の段階で落とします。

一巡したとはいえ、実は大まかな摘果しかしてないものが結構あります。

お手伝い戴いた方々にとっては、
1年生枝と2,3年生枝の判別は慣れていないと難しいし、
残すはずの実を落としてしまっては大変、とどうしても不安になるもの。

なので、
初期には「何年枝とか考えずに、とにかく中心果を残して側果を落とす」、
1年生枝の実が小さいのが判り易くなる中後期以降は、
「(1年生枝は放っといて)中心果を残して側果を落とす」、
という基準で摘果してもらいました。

なので、
1年生枝に、中心果もしくは、側果も含めて沢山の実が着いたまま、
の状態の樹が結構あります。

急ぎこれらを落とす、
二巡目というよりは一巡目のやり残し作業に昨日午後から入りました。

さて、摘果作業初期に摘果した、早生、中生品種の生育具合です。

先ずは早生種「つがる」
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同じく「つがる」
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10月下旬(中生種)の「ジョナゴールド」です
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摘果した後の樹々から、
「あ〜、さっぱりした」
という声が聞こえてきそうです。

私も、とにかく一巡して、
ホッとした、サッパリした、何とも言えない気分です。
昨日は、30℃を超える高温もあって3時に仕事を切り上げ、
温泉で汗と疲れを落としてから天婦羅屋に繰り出して、
一人静かに慰労会をしちゃいました。

気分新たに、1年生枝の全摘果を頑張ります!
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2013年07月05日

ゴアテックス合羽で摘果

空梅雨だったこれまでとうってかわって、毎日雨です。
しかも、よくある「大気の状態が不安定」というヤツで、
予報がコロコロ変わります。

愛用の気象庁サイト(3時間刻みの天気予報)で、
昨夜寝る前の今日の予報は「15時から雨でそれまでは曇り」。

今朝も早く仕事始めようと3時過ぎ起床、4時出発。
家を出る前に昨晩と予報が変わりないのをチェックしたのに、
1時間毎に更新されるので着いて再度チェックしたら、なんと
「6時から雨、降雨量3m/時間」!

とにかく摘果作業に励んでいると、
予報通り?5時半に雨が降り出して…。

夕方(雨が振ってきてから)やる予定だった、
ご予約いただいて取り置きしておいた、お中元用ジュース発送作業
を先に済ませて、

濡れてもいいような態勢にしたうえで、
12時過ぎから7時半近くまで、
雨の中ゴアテックス合羽を着て摘果作業に励みました。

さすが2万円のゴアテックス合羽!
しかも先月新調したばかり。

胸から上の高さに手を伸ばすことが多いため、
雨がどうしても葉や果実→手をたどって袖口へ、
そして袖口から中にしみ込んで中の作業着の袖(肘手前まで)が濡れますが、

雨はしみ込まず、
中で蒸れて汗ばむこともなく、
快適快適。

好天時に、暑い中、日焼予防に三角巾などで顔を覆って作業するよりも
集中出来る感じです。

明日も一日雨。
摘果作業一巡目の終わりが見えているだけに、
合羽着て頑張ります。

最後に、昨日早朝の岩木山です。
深夜まで雨が振った後に早朝晴れてきたので、
空気が澄んで岩木山の緑が鮮やかです。
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2013年07月02日

摘果一巡目、ラストスパート

摘果一巡目がラストスパートに突入。
残り20本くらいです。

もう結構実が育っていて、
実ごとの成長差が出てきている分、
残す、落とすの判断がし易くなっています

今は8割位の完成度で摘果作業をしているので、それだけに時間もかかり、
大きめの樹だと3時間かかります。

当園一番の大木です。
これには昨日6時間かかりました。

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その一部、摘果前です。
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摘果後
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昨年伸びた枝(1年枝)に着いた実は全て落とします。
2年生、3年生の枝に着く実から力もあるものを残します。
(逆に言えば、そうでないものは落とします)

つまり、残して育てる実は、奥の方にあることになる。
だからでしょう、
「残したリンゴが見えないのがベスト」
という言葉さえあります。

言い訳がましいけれど、
摘果後の写真で実が見えなくなったのはそのせいです!

落とした果実量は、地面を見ると一目瞭然
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1個のリンゴを残す陰では、おそらく30個は他の実を落としてます。
欧米その他他国のリンゴと味わいが違うのは当然です。

摘果も選定も、教えても他国では同じようには出来ないそうです。
実際に海外で指導している方に聞きました。
仕事の丁寧さ、日本人の誇るべき国民性だと思います。

最後に、大木近くからの岩木山です。
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右手前に写っているのは、
昨年春にはナシマルカイガラムシにやられて、
樹が枯れかけていた「ふじ」です。

今年は元気に快復して、
実も4年間で最も良く着けてくれているように感じます。
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2013年06月25日

第3回薬剤散布終了

第3回散布が完了しました。

薬剤散布が終わると、毎回ホッとします。

選定、摘果、腐乱病手当て等、重要な作業は沢山ありますが、

全ては病害虫防除の上に成り立っている、
自分が農薬を浴びながらの重労働、
雨や風の強さなど自然条件が絡むから思い通りにはいかない、

等、何かと厄介ですから、
それだけに終わるとホッとします。

今日は自宅近所の焼き鳥屋で、一人祝杯。
定番鳥わさに、ちょっと奮発して鳥釜飯をいただきました。
釜飯は、お米から炊くもので、20分は待ちます。
1本入っている手羽先から出ているダシが効いてます。

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2013年06月23日

第3回薬剤散布

18日(火)から、薬剤散布を開始しました。

今回は、この2種類。
13.06.20.jpg













ユニックスZ(殺菌剤)
適用病気名:黒星病、斑点落葉病、褐斑病、炭疽病、その他

アプロードフロアブル(殺虫剤)
適用虫名:カイガラムシ類

アプロードフロアブルは、第1回目(4月末〜5月頭)に続いて今年2回目です。

ナシマルカイガラムシの発生が、特に隣園地との境界近辺に多く、
葉や果実はもちろん樹皮にまで被害が及んでいる樹もあるので、
(これが進むと樹が枯れてしまいます)
昨年、ふ化前後にあたる今の時期に散布したところ、
それなりに効果がありました(あまり効きすぎる薬は避けるつもりでいます)。

そこで今年も散布しています。
第1回目は、まだ芽も出ていない時期に、越冬した卵をふ化させないために。
そして今回は、ふ化した幼虫が対象です。

ところで、薬剤散布作業は、
全ての枝葉果実に薬剤が掛かるようにと、
雨はもちろん風の強さも観ながら散布しています。

一般的には早朝〜9時頃まで風が弱いことが多いので、
朝4時半に畑に着くように出かけますが、

19日は昼前まで天気が保つはずだったのが9時から雨が降り出したり、
 →少なくとも散布した薬剤が乾き切っていない、7時半以降に散布した分はやり直し!
20日は曇り予報のはずが(折角の無風なのに)7時半まで弱雨、その後風が出てアウト

と、思うようにはいかなくて、
21日に速読の仕事で上京するまでに完了することが出来ませんでした。

黒星病発生が見られるエリアは最初に散布してあるし、
散布できない時間に摘果作業は出来た、
残りは黒星病が無いエリア34本だから、
まあ順調と思うことにしてます。

帰ったら散布からスタートです。
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2013年06月16日

助っ人続々

高校時代の友人匡君、真紀さん、そして真紀さんのお母さん
の3人が摘果作業を手伝いに来てくださいました。

真紀さん母娘は昨年に続いての登場です。
直ぐに昨年の勘を取り戻して粛々と作業をしてくださいました。
摘果作業初体験の匡君も、直ぐに慣れてくれました。

私も含めて4人、楽しく摘果作業をしました。

3時半過ぎに3人が帰った後には、
8日に「あおぞら」のお客さんとして来園した 奈良さんが来園。

約2時間、摘果作業をしてくださいました。

やはり、一人でやるよりも数人居る方が
楽しいし、捗る。
僕自身のペースも上がります。

植物は、感じる力を持っています。
この楽しい雰囲気は、最高の肥料となったはず。

トイレ効果か今年は助っ人、お客さんが少し増えてます。

ジョナゴールドがこんなに育ちました。
13.06.15.jpg













最後に岩木山です
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2013年06月14日

苗木に水やり

西日本で水不足、干ばつとのこと、
青森も同様です。

農家によっては、
薬剤散布車で、水(薬剤無添加)を散布したり根元周りに流したり
しています。

当農園では、散布車はありませんが傾斜地なので、
やろうと思えば、てっぺんに運搬車で500リットルタンクを運んで、
そこから水を流すことも出来ます。

が、そこまで手間を掛ける余裕がないのと、
「今年の天候(条件)で樹が頑張った結果の果実としてのリンゴを育てたい」
と思っているので、
まだ大丈夫!と思いながら何もしてません。

また、草を刈らないので、
草に着く朝露でそれなりに水分は補給されているし、
草の保湿効果もバカになりません。

とはいえ、苗木の場合は別。
根がまだ小さいのと、畝立てしてる分、株元に草が少ないからです。

なので、1日おきくらいに、
水を撒いてます。

「ふじ」の2年木です。
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台木に今春当園の「つがる」から取った穂先を接ぎ木した
苗木の赤ちゃんです。
13.06.14-2.jpg













わざと、根元ではなく、少し離したところに水を撒いてます。
樹が、水分を求めて根を伸ばすように。

植物は根の発育がとても重要です。
「水不足を利用して、根の発育を良くしちゃえるぞ」
と内心ほくそ笑んでいます!

肥料にしても同じことです。
私は、就農前から、
無農薬と無肥料はセット、
無農薬よりもむしろ無肥料が重要、
と考えてました。

肥料というご飯が目の前にあるから、
植物は頑張らないでも(根を張らなくても)生きてられる。
だから弱っちい。
だから病気にも弱い。

ただ、樹が思い通りに根を張れるためには、
土が柔らかく、そして温かくないと。

薬剤散布車のような、水を満載したら1トン以上になる重いもので
しょっちゅう走ったら土は硬くなります。

そうならないために、自分が薬を浴びる時間が長くなるのを承知で、
竿で手散布しています。

タイトルから随分脱線してしまいました。
脱線ついでに、最後にもう一言。

与えすぎは良くない、
というのは人間も同じだと思いませんか?
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2013年06月11日

摘果作業

摘果作業も、王林、ジョナゴールドを終えて、
9日からつがるに入りました。

品種毎に特徴があるので、品種毎に順番を考えて摘果作業をおこなっています。
例えば、王林はどうも、
早期に大きくなるけれど、それで油断して摘果しないでいるとその後成長が遅くなる、
通常は大きくなれない新梢(昨年伸びた枝)に着いた実もある程度まで大きくなって
しまう(つまりは養分の無駄遣いが多い!)
という特徴が判ってきたので、最初に摘果するようにしています。

9日の王林です(1日に摘果済み)。
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1日にはこんなでした。
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今摘果している、つがるです(9日撮影)。
摘果前
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真ん中の大きい実(「中心果」)のみを落とすとこうなります
13.06.11-2.jpg










少しアップで。
13.06.11-3.jpg










今の時期は、基本的にこの状態にして、どんどん作業を進めます。
ただ、枝の真下にあるものは落果しやすい、周りと比べて明らかに小さい、
成っている場所の関係で成長しても枝にぶつかって傷ついてしまう、
というもの(最終的に明らかに成らせないもの)は今の段階で落とします。

一回りした後で、2番摘果、さらには仕上げ摘果と、
大きさ、型、病害虫被害を観ながら摘果を進めていきます。

収穫された1個の林檎の陰には、
沢山の手間、沢山の滴下された実があるということは、
知っていただきたいなぁと思います。

こんなに苦労してるんだよ!
という意味ではなく、
そういうありがたいものなのですよ、という意味で。

私自信、りんご栽培に携わって初めて判ったことが沢山ありますし、
自分がこれまで携わったことのない分野では、
当たり前に思っていることの裏に手間や苦労が隠されているのにそれを知らない
ことが沢山あると思います。

だからこそ、こういう陰の努力を知ることで、
ありがたさ、味わいが増すと思っています。

摘果作業をしながら、時々こんな景色を観ています。
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2013年06月10日

7人の助っ人

8日土曜日、青森市内にある自然食品店「あおぞら」さんの
店主ご夫婦と、お客様有志5人、合計7名がお手伝いに来てくださいました。

作業は10時過ぎから12時までの2時間で摘果作業は初めてという方ばかり
でしたが、やはり7人もいると違いますね!

ジョナゴールド2本(小さいのと、当園最大のジョナ)を片付けてくれました。

最初は慣れないものの、皆でワイワイ言いながら、
要領を掴んだ人が、そうでない人にアドバイスしたり、
見る位置(角度)が違うとやり残したものを発見しやすくなるので、
やり漏れが少なくなったりと、
良い感じで作業が進みました。

作業後は、6日からいらしてるHさんEさんも交えて、
私を入れて10名で、林檎の樹の下でお昼ご飯をいただきました。
過去最大人数です!

自然食品店の食材で奥さまがつくってくれた料理。
おいしくて、おいしくて。
ありがとうございました。
(感激しすぎて写真撮り忘れてしまいました)


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摘果作業進んでます

6日午後からいらしていたHさんEさんが、
9日早朝お帰りになりました。
やはり2年目ともなると、作業の正確さも速度も違いますね〜。

おかげさまで、ジョナゴールドの摘果が捗って、
8日夕方にジョナは無事全部終わりました。

私も一緒にやった時間もありましたが、
腐乱病の手当て等他の作業をしている間に、
お二人でズンズン作業をしていてくださったのは、
とっても嬉しいというか、観劇と言うか。

上手く言えませんが、
普段一人で作業している者しか判らない感覚でしょうが、
ある重要な作業(腐乱病手当て)をしている間に、
他の緊急な作業(摘果)も進んでいる、
というのは、もの凄いことです。
ありがたいです。
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2013年06月06日

2013年、第2回目散布終了

ご無沙汰しております。

6月2日からスタートした第2回目薬剤散布が5日終了しました。

今回散布した薬剤はこちら。
散布で大活躍の噴霧器と一緒です。
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スペックス(殺菌剤)
 黒星病、褐斑病、斑点落葉病等
ファイブスター(殺虫剤)
 ハマキムシ類、シャクトリムシ

当園では、ハマキムシやシャクトリムシが
居ない訳ではありませんが大量発生したことは無いので、
殺虫剤は不要かと思いましたが、
濃度をかなり薄くして散布することにしました。

全部で500リットルタンク6個+100リットル。
散布時間合計約15時間。

井戸からの水汲み上げ、薬剤調合、
80mホースでも届かないエリアへの運搬車移動等を会わせると
20時間くらいでしょうか。

因にこのように一式積んで移動、散布します。
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正直これが結構面倒なんですよね。
噴霧器はもちろん、ホースも80mもあると結構重くて、
運搬車に載せるのも重労働です。

今回は、ゴーグルと「防毒」マスクを新調しました。
こんなです(モデルは私、自分撮りです笑)。
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マスクは4,900円!
方々探しまわって高性能で装着しやすいものを購入しました。
(これまでも良かったですが)

ゴーグルも曇りにくくて視界も広く、
散布しやすくなりました。

ついでに手袋も。
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昨年途中からこれにしてます。
素材がしっかりしているのと、
ロングタイプなので合羽袖口から薬剤が入ることがありません。

因に散布してる様子は、2011年8月のものですが、こちらをご覧ください。

これで摘果作業に落ちついて取り組めます。
あ、それと腐乱病箇所の手当てもありました。

ご無沙汰していた間の花の様子等は、
今の実の様子と一緒に近々ご紹介します。
posted by ナッツ at 04:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 農作業

2013年05月24日

園地美化

剪定作業が終わり、園地美化作業に取りかかっています。

整枝・剪定作業で切り落とした枝は、
樹2〜3本に一ヶ所くらいの割合で、大雑把にではありますが、
まとめて置いてあります。

大きい枝や、左右に広がってた枝もあるので、
先ずは、これを、運搬車で運び易くする為に、
その場で適宜切断しておきます。

その上で、枝焼き場まで運搬車で運んで焼きます。

風も程よくあって良く焼けてくれました。
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この枝焼き作業は大好きです。

純粋に、火を起こすこと、枝を焼くことが面白いのはもちろんですが、
にっくき腐乱病がついた枝を焼いていると、
腐乱病を退治している、腐乱病を減らしている実感が沸いてきます。

今年は、枝焼きの他に、
園地内に散らばっているビニール・ナイロン製のゴミを
丁寧に拾い集めています。

腐乱病やネズミにかじられた痕の処置として、
泥を巻いてそれを落ちないように(包帯で巻くように)ビニール等を巻きます。

これが、劣化したり、
結わえていた紐をカラスが悪戯してちぎったためビニールが剥げたりして、
酷いと園地内に散乱したりしてました。

劣化したビニール(肥料の袋、前の持ち主が巻いたもの)です。
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袋がボロボロになってますね。
この切れ端が地面に散乱しているのです。

適宜拾っていましたが、
これまでは剪定作業およびその過程で見つけた腐乱病箇所の処置が最優先でした。
それで昨日からこれを拾いまくっています。

化学肥料もそうですが、
こうしたビニール等石油系のものが土に混じってしまうと、
分解しきれずに、土を硬くしたり酸化したりと土を悪くしてしまいます。

下草も大分育ってきている今日この頃。
草に隠れてしまわないうちに、ち〜さな破片も面倒がらずに拾い集めています。

昨日今日と暖かく、
蜂さんたちも増えてきています。
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蕾がほころぶまでは、
今年の花の数はどうかな、

花の数は先ず先ずとなると、
開花時期は?遅霜にはならないように、

開花したら、
蜂が飛び回っているかな、
蜂が飛び回る時期に寒くならないように、

などと気にかけて観ています。

自分にコントロール出来ることではないから、と思って
「心配」まではしてません、しないようにしていますが。

自分に出来ることをきちんとやる、これしかないですから。

映画「奇跡のりんご」
木村秋則氏実母役の原田美枝子さんの
「母ちゃんは、自然に振り回されながら、りんごの世話してるのが幸せだ」
というような台詞が思い出されます。
posted by ナッツ at 04:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 農作業

2013年05月21日

第一回薬剤散布

アップしないままになっていましたが、
第一回薬剤散布は、既に終えています。

4月28日〜5月10日、なんと2週間かけてしまいました。
雨天や風の強い日が続いて延びてるうちに、
苗木つくりや接ぎ木、苗木植えと言った急ぎ終えてしまわならない時期が来てしまい、
さらに5月3日〜7日は速読講師業で上京したりと、
長期間に渡ってしまいました。

「展葉」(花が咲く前に、花の周りに着く葉が広がってくる状態)までに第1回目を
終える必要がありましたが、
寒さで展葉が遅れていたため、散布が遅れても大丈夫と判断しました。

風が比較的弱くなる朝夕の「なぎ」の時間帯を利用して、
散布出来る日には1回3〜4時間で集中して散布するようにしました。

散布した薬剤をこの3種類です。
13.05.21-1.jpg










真ん中に鎮座しているハーベストオイルは、主にダニ対策。

右のベフランは、
腐乱病(枝や幹の表皮を腐らせる病気)、
黒星病(葉や果実に黒い点が着き、葉は枯れ、果実は酷いと成長が止まったり変形果になる)
モニリア病(花や果実の根元が腐る)
対策。

当園では、
腐乱病は購入当初から多いです。
今も罹患部を見つけては「泥巻き」という昔からの(でも一番効果的な)手当て方法を
施しています。
湿気が好きなモニリア病は風通しの良い当園では殆どありません。
黒星病は1年目一部に、昨年多少みられましたが、大発生したことはまだありません。
過去3年では昨年が一番多かったので、今年は気をつけます。

左のアプロードフロアブルは、ナシマルカイガラムシ対策。
ナシマルカイガラムシは、当園では特に隣園地に近い樹に多く、
また浪岡ばかりか板柳町や弘前市でも近年増えている虫です。
樹皮にこびり付き、酷くなると樹が枯れてしまう怖い虫です。

葉のないこの時期の第1回目散布は、
6〜7月に比べると散布量が少なくて済むのですが、
今年は例年よりも多く散布しました(昨年比1.5倍)。


虫は卵〜幼虫のうち、
病気は病原菌や胞子がまだ分裂せずに少数で元気のないうちに、
しっかり叩いておくのが効率良い防除、年間薬剤散布量の減少に繋がります。
「薬剤がかかっている」というよりも「薬剤で樹や枝を洗う」
感覚でしっかり散布しました。

昨年は散布時期に拘り過ぎて、
薬剤がしっかりかかりにくい強風の日でも頑張って散布しました。
そのせいかは解りませんが、散布時期に拘ったのに黒星病が一番多かった。
その反省から、今年は極力風の少ない時間帯に丁寧に散布するようにしました。

何事も天候次第、畑の情況次第で、
人間が頭で考えて決めることではありませんが、
昨年よりも年間散布量、回数ともに減らせる気がしています。
posted by ナッツ at 04:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 農作業